広宣寺が提案する葬儀概要

広宣寺が提案する葬儀。

男性79.54歳、女性86.44歳 。日本は世界一の長寿国となりました。
さて、これだけの長寿となると親をおくる側の年齢も50歳〜60歳代となり、定年を迎えるという大きな節目にあたってきます。

金融広報中央委員会「家計の金融資産に関する世論調査」2009年によると、貯蓄の全くない世帯が50歳代〜60歳代でともに全体の約2割。貯蓄のある世帯でも50歳代の19%、60歳代の15%は500万円未満。しかし、この年代が俗に言うリッチ世代と映る背景は、3000万円以上貯蓄がある世帯が50歳代で10%、60歳代で17%もいるからかもしれません。

この統計結果から現在50歳〜60歳代の自分が、親をおくる時4割以上の方は、現在の一般的な高額の葬儀費用に頭を悩ます事になります。親をおくる葬儀費用の工面で頭を悩ますだけであれば良いですが、昨今の風潮からパラサイトな子供がいる家庭、後に片親の葬儀を控えている、年金受給が減少し自分の老後の生活費用の不安もあります。

このような背景のもと「家族葬」という親族だけで行う葬儀が普及し始めたのかもしれません。しかし、現実は更に変化が激しく「家族葬」は、「葬儀費用が安い葬儀」と変化しています。
葬儀社の広告やHPには、低価格をうたう葬儀が乱立しています。ですが、この世界もまた「安かろう悪かろう」なのです。葬儀は儀式です。僧侶+葬儀社が一体となって執り行うものです。しかし、現状はどちらかが良ければ、どちらかが悪いという事態も多く、葬儀後に喪主からの不満の声が聞こえることも少なくありません。

現代の葬儀事情を考えると、寺サイドで何か提案する事が出来ないものか? 広宣寺ではそれは、葬儀の原点回帰だと考えます。葬儀社経由で僧侶が先方の事情もよくわからないまま派遣されるスタイルではなく、喪主と「お寺さん」が相談のうえ喪主の意図を理解し、費用が低額なのに心温まる葬儀を執り行う事です。それには、主旨を理解し協力してくれる葬儀社が必要でした。数多くの葬儀社に協力を求めましたが、どの葬儀社も協力してくれませんでした。ですが、現状の葬儀を変えて行かなければならない。という意図を理解してくれた一社が協力してくれる事になり「広宣寺が提案する葬儀」が、実現出来るようになりました。

「広宣寺が提案する葬儀」の内容は、
1. 親族のみの「家族葬」(小規模葬儀)を多少の不便はありますが本堂で葬儀を執り行う。
2. お布施と葬儀費用を一本化し全てを含んだ金額の提示(火葬費用・飲食代等別途な項目も有り)。
3. 合祀墓への納骨(管理料不要・納骨費用も含まれる)というものです。
4. お墓がない方も安心です。

広宣寺が提案する葬儀の内訳は、戒名・通夜・葬儀・初七日・七日ごとの逮夜(中陰)お参り・四十九日法要・納骨。までと、葬儀費用((火葬費用・飲食代等別途な項目も有り)を全て含んでいます。

このように、お寺にまかせば安心し納得できる金額で故人・家族の意図を理解して葬儀を執り行ってくれる。というのが「広宣寺の提案する葬儀」です。

一つだけ制約があります。葬儀式は日蓮宗法要儀式に則って執り行います。日蓮宗の方は当然ですが、日蓮宗以外の宗教・宗派に属していない方、菩提寺がない方に限らせて頂きます。この葬儀をお考えになる方は、まず、広宣寺HP上から「葬儀事前登録」(無料)をお済ませ下さい。「葬儀事前登録」内で、事前に葬儀に向けての詳細をご相談させて頂きます。

現代は、ネット全盛時代です。葬儀に関する多くの情報を得て取捨選択を行って下さい。そうして頂ける事により、「広宣寺の提案する葬儀」の意味も理解して頂けるものと思います。