距離感

昨夜、前回のブログ記事の喪主さんの通夜式をお勤めしました。
その中で感じた事ですが、葬儀社依頼の一見の葬儀では、喪主と顔を合わすのは通夜式直前。コミュニケーションを取る努力はしていましたが、思ったようには行かない現実がありました。それでは、喪主との距離感は遠いままで葬儀式の意義を伝える事ができませんでした。しかし、今回喪主と事前相談事から顔を合わせている事で、コミュニケーションが取れ喪主との距離感が縮まっている感じがしました。

如何に我々僧侶が喪主、親族と少しでも時間を共有出来るかが重要だと感じた通夜式だった。これが、後々グリーフケアへ続くのだと思う。