遺葬
覚知とは・・・迷いを脱して真理を掴むこと。事情を良く理解すること。気がつかないことに気づくこと。
「気づかないことに気づくこと」
地球上の生物の中で、唯一、人だけが「弔い」をする。言い換えれば、弔いをすることができてこそ人として認められるということになりませんか?
「事情を良く理解すること」
ですが、昨今の状況をみると、家族だけの葬儀や直葬(宗教儀礼がなく、火葬のみ)の増加により、弔う場が無くなり(葬儀の会葬)親しい人が亡くなっても知らせも入らず、弔いに行くことすらできない。
遺族側も、核家族になり信仰の継承がされていることは稀であり、ほとんどが信仰を持っていない。直葬は、その点をフォーカスし宗教儀礼が無く、遺体を火葬するのみの方法である。なぜ方法なのか? それは、故人を霊山浄土(仏の世界)へ葬送することではないからだ。なぜなら葬儀とは、そこに儀式が存在しなければ葬儀とはならないからだ。この背景には、葬儀社によって、葬儀のビジネス化がなされ、儀式の全てが値段によって決められることになったからだ。それにより、儀式は無形となってしまった。
「迷いを脱して真理を掴むこと」
「死んだら終わり」現世に生まれでた証の肉体はなくなってしまっても、意識は未来世に向かう。それには遺族(家族)親しい人達が貴方を憶いだす必要があります。なぜなら彼らの意識に貴方の存在が現れるからです。
その為に供養があります。供養をするということは、遺族(家族)親しい人達に貴方を憶いだしてもらうことです。それによって、貴方は現世に存在し続けることになります。
当山が取り扱っている葬儀保険です。
株式会社メモリード・ライフ
https://www.memoleadlife.co.jp
富士少額短期保険株式会社
https://www.fujishotan.co.jp
必ずお読みください
「遺葬」については、当山特有の葬儀方法なので、当山檀信徒という制限はなく、宗派問わずにご利用できます
(事前に上記二社のどちらかの葬儀保険加入が必要です)
ただし、故人の宗派は問いませんが、遺葬(葬儀・供養)は当山の宗派・日蓮宗の法儀に則って行います(他宗派の法儀には対応しておりません)
申込み、ご質問等に関しては、お問合せページよりお願いします。
葬儀Q&A
- 戒名の決め方/値段について教えてもらいたい。(50代/男性)
- 私の場合、故人の生前の威徳を法華経の中から文字を抜粋し、 残された家族が追善供養の折々に読み上げる戒名から故人を想いおこせるよう考えて授けています。 広宣寺に於いて、通常の七文字戒名に関しては戒名料は頂きません。
- 葬儀を行う際に一番初めにしないといけないことは何でしょうか。(50代/男性)
- 菩提寺(先祖代々おつきあいがあるお寺)がある場合。 危篤状態になった時点で菩提寺にご連絡ください。
- 自宅で家族だけで葬儀を考えているのですが、棺はどうしたよいのでしょうか。 (30代/女性)
- 葬儀社に依頼せず自宅で葬儀を行うのですか? その場合、棺の用意だけではなく、病院で亡くなった場合、遺体を搬送する寝台車の手配に始まり 様々な諸手続等をこなさなくてはなりません。 事前に葬儀の全てを把握し、関係各所に個人で対応して貰えるのか? どうかを確認しておかなければ葬儀社を介さない葬儀を行う事は不可能かと思います。 ただ、それを事前に全てクリアできれば可能です。 もう一点、自宅での棺の安置場所の質問であれば、棺が置けるスペースがある部屋に限られます。 二階にある部屋は無理です。 棺自体のサイズは想像より大きいモノなので事前に葬儀社にサイズを尋ねておかねばなりません。
- 葬儀屋に頼むより、お寺に頼んだ方が正式な葬儀のような感じを受け割高なのかなと思うのですが。 (40代/男性)
- 昨今、京都にある清水寺等のどなたでも知りうる由緒寺院に足を運ばれた方は多いと思います。 しかし、地域に存在する一寺院に足を運ばれた事が無い方がほとんどではないでしようか。 お寺で執り行う葬儀は厳粛で厳かです。その理由は、ご本尊の御前(みまえ)に棺を安置しご本尊の御心(みこころ)に包まれるからです。 もし、お寺で葬儀を営む事を決められたら亡くなる前にお寺へ相談に行って下さい。寺側としては亡くなってから急に「葬儀をしたい」と言われても、本堂の使用状況等様々な調整事項があり困難な場合もあります。事前に相談に行く事により、葬儀の規模により寺側が対応できるかどうか? 本堂を使用した場合の費用等を話し合う事が出来ます。 また、お寺が葬儀会館を経営している場合もあります。この場合は、お寺が葬儀会館を建設し、執り行う葬儀は葬儀社一任となります。この場合、葬儀規模により割高かと思います。
- 葬儀が終わり、四十九日/初盆などどのようにしたらよいのか教えていただきたいのですが。 (40代/男性)
- まずは、葬儀を執り行って頂いたご住職に、四十九日・初盆を営みたい事を伝え、ご相談下さい。 相談する事で法要の営み方を教えて頂けます。 例えば、私の場合、四十九日・初盆等の法要を本堂で執り行って頂くようにお話し致しております。 そうする事で喪主側の負担軽減(気持的な部分も含め)に繋がり、お寺に足を運んで頂くきっかけにもなります。(注・住職の考えにより方法論は違います)