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お寺葬儀

広宣寺葬祭部の佐伯です。
昨日は大切な檀家様のお葬儀を当山にて住職導師のもと執り行わせていただきました。
一報をお受けしてから住職自らお迎えに上がり、当山にご安置させていただきました。
枕経ののち、市役所へ手続きに。翌日は湯灌にてお身体をお清めいたしました。

お通夜には故人様のご遺族・ご親族が集われました。
皆様、急なことでしたのでまさに駆けつけて来られた!そんなご様子でお疲れを癒せるよう
お迎えをいたしました。
通夜の儀の結びに法号(戒名)について導師である住職からご説明がございます。
故人様の明るく面倒見の良いお人柄から文字を採り入れ、日蓮上人の「日」の字が入ります。

翌日、お葬儀には故人様のお人柄ゆえご遺族・ご親族、そして会葬の方…沢山の方にお越しいただき
決して広くはない当山の本堂いっぱいにご参列をいただきました。
役僧が奏でる雅楽の笙の音とともに住職が入場、厳かな雰囲気に本堂が包まれます。
それぞれの方が故人を偲びながらご焼香がおこなわれました。

ご出棺に際しましては当山ならではの葬列がございます。
住職の先導でお柩、続かれましてご参列の方々に霊柩車までの公園の遊歩道を葬列していただき
お気持ちを整えていただきます。
いよいよ霊柩車を先頭におあと送迎のお車を当山にてご用意して斎場へと向かいました。

斎場でも住職は常にご遺族の方に寄り添っておりました。不安なひとときですものね。
帰路の送迎バスには住職も同乗させていただいたところ、「私もこちらでして欲しい!」と
嬉しいお言葉をいただいたと住職がのちに話しておりました。そのお話を伺って
私どもスタッフも大変有難く思った次第です。

どうかご参列の皆様、お疲れでませんように。
もしご縁あって、当山でお葬儀をしてくださるご遺族の皆様、なんなりとご不安なこと・ご心配なこと、
お教えください。心を込めて勤めさせていただきます。