BONZEブログ

2010年2月の記事一覧

企業体質なのか?

2月18日檀家さんのおばあさんがお亡くなり、セレマ高槻ホールで葬儀を執り行う事になった。以前、ブログで紹介した「http://advice.or.jp/blog/2010/02/post-1384.html」この件があった後だけに、私としてもセレマに対してナーバスになっていた。枕経を終え、檀家さんと通夜並び葬儀日程を決め。私からセレマに改めて葬儀依頼をした。改めてというのは、亡くなったおばあさんが生前、セレマの互助会に入っていたからだった。その関係で病院からの遺体搬送はセレマが行っている。彼等にとっては葬儀の受注を受けたものという認識なのだ。しかし、正式に受注しない限り、この時点で遺体搬送料を支払えばセレマが葬儀を受注する事も出来なくなる。だが、そこに互助会という、取りこぼし無く葬儀を受注する仕組みが出来上がっているのだ。その流れが当然では無いという事で敢えて寺側から葬儀依頼をしたという訳だ。

葬儀依頼後、骨壺の大きさを確認すると六寸という事。それでは私が勧めている全骨収骨が出来ない。骨壺を6寸から8寸に変更するよう担当者に依頼。担当者が喪主にその件を知らせ、喪主から私の元へ連絡があり事情説明し喪主は変更に同意。その後、再度、担当者に連絡をし、付属している分骨用骨壺は必要なしと告げる。その際、担当者から寺と葬儀社の主従関係が逆転したような言葉が出たのでその場で注意。その直後、電話を勢いにまかせ切られ、担当者の怒りを確認した。憤慨した私は、すぐさま電話を掛け直し上司を寺へ呼び出し事情説明。その際、例の内容をプリントアウトした書面を見せた。書面を読んだ上司は、一応に驚いた表情であったが、内心どうなのかはわからなかった。上司曰く「これを本社に持ち帰り、会議の席で報告します」という事だった。そうは言うが、本当に自らが担当している会館の恥を本部に報告出来るのか? ?翌日、本社に直接「葬儀のクレーム」として電話を入れた。電話口には役職付を呼び出させ、前日にあった担当者の教育不足を説明し、本題の書面を統括上司のHに渡した事を報告。この提出した書面の内容を速やかに調査し、今後の対応を一週間以内に書面で提出するように依頼した。その後、今日で一週間になるが何の返事も無い。

自分達の都合の悪い事は、全て隠ペイする会社の体質なのだろう。

だから、菩提寺がある事を知りながら担当者の私欲の為に契約している僧侶に葬儀を出させる。互助会に入れば、「これで葬儀が出せる」と詐欺まがいなトークで老人を言葉巧みに勧誘し逃げられない顧客にしてしまう。なるほど・・・週間ダイヤモンドの記事にあった「葬儀社安心度ランキング」で京都府4社中3位、100点満点中52点という成績が物語っている。こんな葬儀社(セレマ)を貴方は使いますか?

寒風の中でのご祈祷会 1

2月11日茨城県筑西市にある大谷寺(だいこくじ)さんの「ご祈祷会」のお手伝いに行ってまいりました。このご祈祷会は、千葉県市川市 遠壽院で毎年11月1日?2月10日の百日間。午前3時、6時、9時、12時、15時、18時、23時の計7回の水行。水行までの時間は読経堂にて妙法蓮華経の読誦が続きます。睡眠時間3時間弱、食事は午前5時、午後5時の2回白粥とみそ汁のみ。この大荒行を終えた各上人達が、大谷寺檀信徒の前で水行を披露し、その身を清めた後に檀信徒に秘妙五段修練加持(ご祈祷)を行った。

各上人の水行姿を見ていると、私も昭和57年、61年、平成6年に入行した荒行を思い出した。

ついに、ここまで・・・

少子高齢化社会の中、最近メディアで良く取り上げられる「葬儀」この時代になり、ようやく「死」という事を人は考えるようになったのかもしれない。

先日、近隣の寺院のご住職が自身のブログに書かれていた内容をご紹介する。

「全文引用」

久しぶりに実家の寺に、用があって寄ったら、檀家さんが来られていた。なにかずいぶんと謝っておられる。どうも、葬儀にまつわることのようだ。気の毒なぐらい、平身低頭な姿勢だ。

 話は、こういうことだ。実家の寺の檀家さんの中に、数年前から認知症のお婆さんがおられて、命日を忘れたりされることが多く、それまで毎月回向にお伺いしていたものを、当分休むことにしていた。そのお婆さんが亡くなって、セレマホールで葬儀をすることになったようだが、「以前来られていたお寺さんが、今は来ていない」と話したところ、「それは、住職が怒っておられるんですわ。うちからお寺を紹介するから、そちらで葬儀をしなさい」と言われたそうだ。だいたい、葬儀というのは急に起こることが多く考える時間があまり与えられないために、大きな間違いを起こすことが多い。今回も、結局は葬儀社の言われるままに葬儀を行ってしまって、その後に元のお寺に聞かれたらどうしようと思ったようで、セレマホールにそれを話したら、「葬儀は田舎でしました」と言っておきなさいと、とんでもない入知恵までされたそうだ。

 葬儀に参列した兄弟が、「どうなってるんだ」「お寺が違うじゃないか」と言いだし、皆さんお揃いで、謝罪に来られ、これからのことを頼まれに来たようだ。結局のところ、檀家さんに負担をかけるような指導をする葬儀社、あるいは社員。いったいどういう規範に基づいて、社員教育を行い、会社を経営しているのだ。その場しのぎの理由を適当に考えて、目の前の利益を上げることを目的にする。ほとんど悪徳業者と変わらない。

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以下の文章は、私の意見です。

↓↓

業種により、様々な事情が存在する。

「葬儀業界」にも、それ特有の事情があるだろう。これに良く似たケースは多々ある。核家族化が進み、故郷を離れると寺との付き合いはなくなる。

いざ、葬儀となった時「お付き合いをしている寺はありません」と答えると、葬儀社が僧侶の手配をしてくれる。こういう事例が多くなり、数年前から葬儀社に営業をかける寺を持たない僧侶が現れた出した。関東では「マンション坊主」と称されたりしている。喪主から頂いたお布施を葬儀社又は葬儀担当者にキックバック(お布施の一部を紹介料として支払う)するのだ。こうして葬儀社は喪主に多額の葬儀代金を請求し、更に頂いたお布施の一部が紹介料として手許に入る。それが、世間で騒がれ出すと、今度は喪主が葬儀代金を下げないようにする為に僧侶の「お布施」を葬儀社側が僧侶の了承無しで「お布施の相場」と言う名目でお布施を決めている業者もある。

今回の件が悪質だというのは、喪主側にお付き合いしている寺がある事を認識していながら、嘘をついてまで葬儀社と契約している僧侶を斡旋した事である。

この裏には、葬儀社社員の給与形態が「歩合制」である事も関連していると思われる。少しでも、葬儀代金を高額にする事で給料が上がる。又、葬儀終了後に「互助会」へ勧誘し、入会してくれる事で、互助会費の一部が社員の給料となる等の事情があるのだと思う。

このような葬儀社を無くして行くのには、我々、僧侶側も襟を正す必要もある。葬儀を出す喪主側も、葬儀に関しての知識を知る事も大事な事である。

「人生の締めくくりは、生前中に自分自身で決める事が大事な事ではないでしようか」

今年は、葬儀関連の事をHP上で展開していく予定です。

「寺」ヨガ 第二回開催!

第一回から多くの参加者を集めた「寺」ヨガ。
先日、第二回が開催されました。
本堂内で行われる「寺」ヨガは、静寂な雰囲気の中、ヨガ独特のリズムで進行し身体の疲れやストレスを解放し、新たなエネルギーを充填してくれます。
皆さんのご参加をお待ちしております。

丸地インスラクター
丸地インスラクター
ヨガのポーズ
ヨガのポーズ
「寺」ヨガ参加の皆さん
「寺」ヨガ参加の皆さん

開催日程

2/12(金)

2/26(金)

3/12(金)

3/26(金)

いづれも13:30分開始〜14:30分終了予定です。

用意するもの ペットボトルに入れた飲みもの ヨガマット(バスタオル可)

費用 一回700円(月会費制ではなく、参加の度に頂きます)

場所 広宣寺  

動きやすい服装で御願いします。

参加ご希望の方は rikinana@softbank.ne.jp へ参加表明のメールをお願いします。

参加表明頂いていない場合、定員がありますのでお断りする場合があります。

※ 寺ヨガは、パワーヨガ、神秘的ヨガ、オカルトヨガ等ではなく、日々のストレス解消・健康維持を目的としたライト感覚のヨガを行います。