BONZEブログ

2015年3月の記事一覧

春季彼岸会

明日3月22日午前10時より 当山春季彼岸会法要を厳修致します。

「暑さ寒さも彼岸まで」ここ一週間寒暖差が激しい毎日です。体調を崩しやすい時期でもありますのでご注意ください。

さて、核家族化がもたらした仏事の変化は益々大きくなっている出来事があった。
先日、当山に墓地に墓がある他寺院檀家から百か日法要並び納骨依頼がありました。法要日程、墓石への追加彫刻等の打ち合わせを行い、最後に間違いがあってはいけないので墓石彫刻に必要な項目をfaxにて送ってもらいました。その送り状の最後の文面に「○月○日の法用よろしくお願いします」とあり、文面を読みながら法用・・・ですか? と、ひとり呟いてしまった。
施主と会った事はないが、電話の声では年の頃70歳代。電話で話していても仏事に関して知識は無さそうではあったが、「法要を法用」と書いて来た人ははじめてだ。今まで、一周忌を一回忌だとか、三回忌を二周忌だとか言った人は多い。これは全て若い方では無く70歳代の方達である。昔は、「若い者は何も知らないから」「若いから非常識」という時代だったが、今の若い方達は、知らない事はインターネットで調べるので間違った事は言わない。逆にネットが出来ない世代は思い込みも多く、他人に尋ねる事をしないので間違いが多い。現在、この世代の人口が多く、この年代の方達が、仏事をしない、葬儀をしない事が多いのも頷ける出来事だった。

授戒式の準備

来る3月31日当山にて授戒式を執り行うにあたり、諸々の準備を進行中です。この授戒式は、先代住職から逆修(日蓮宗では、戒名を法号といいます)すなわち、法号を授与された檀家の皆様に、その法号を授戒して頂く為の式です。逆修法号を受けるという事は、死んで行く際の名前を貰うという訳ではなく、今以上に法華経に帰依し、受持、読誦し、法華経を広め功徳を積む決意を現す事です。

寺葬儀式

広宣寺葬祭部設立を発表した途端、同門の皆さんから反響があり、話を聴きたいというお上人方が連日当山を訪問されています。もしかしたら、これからの葬祭のあり方になる予感です。
一歩進んだ広宣寺にご期待下さい!