BONZEブログ

2014年1月の記事一覧

合掌する事

但行礼拝。常不軽菩薩が、私は貴方を軽んじません。何故なら、貴方は仏になるからです。我々は、久遠の本仏釈迦牟尼如来から仏種を授けられています。故に常不軽菩薩は、会う人々全てに合掌されました。それは、仏の姿であり但行礼拝という成仏に至る修行の事であります。

人を敬う心を形に現した但行礼拝。
恥ずかしい事ですが、私は、教学を勉強するまで但行礼拝をしませんでした。本当に無知とはこういう事です。人を敬う心を持っていなかったのです。その後、それに気づき猛省し、檀家さんに但行礼拝の意味をお話し、当山にいらした時だけでも、皆さん同士で但行礼拝をする事を勧めました。そうしますと、皆さん但行礼拝をすすんで行われるようになりました。

かたや我々、僧侶間に於いて一部の方のみが但行礼拝を実践されていますが、まだまだ浸透しているとは思えません。人を敬う心が、世界平和に繋がる。その担い手である我々僧侶が、人を敬う心を失いつつあるのではないか?

私自身も猛省の日々です。

寒行

一年で最も気温が下がる大寒の時期、太鼓を打ち鳴らし、お題目をお唱えしながら歩く寒行に参加しました。この寒行の主催は、当地の日蓮宗青年会有志。その中に青年会OBとして参加しました。17時水瀬瀬妙本寺様を出発し、地域を練り歩き、19時に再び妙本寺様に戻りました。太鼓を打ち鳴らしお題目をお唱えする事で、自分自身の罪障消滅を願い、街に響くお題目は、それを聞いた人々、全てのものを仏へと導く手立てでもあります。
1月20日、23日の寒行が終わり、次回は30日高槻市駅周辺を歩く予定です。

妙本寺から出発
妙本寺から出発
OB清水上人と共に
OB清水上人と共に

互助会の実態

かねてより当ブログで、葬儀に関して多くの記事を書いてきました。ですが個人のブログでは、下手をすると相手への誹誹謗中傷にもなりかねないので、実際に私自身が見聞きした事だけを書いてきました。今回、ご紹介する記事について、私は数年前から把握していました。しかし、上記に記したように、証拠がなければ相手への誹謗中傷にでしかありません。それを考え、ブログで記事にするのはやめていました。しかし、この記事がネット上に流れた事で内容を紹介する事にしました。

普通、世間では、TVCMを出すほどの会社だからと人は信用するものです。また、会社側もある面、信用を得る為に広告を出すのではないかと思います。しかし、葬儀業界は大手であればあるほど信用出来ない業種といえます。大手葬儀社の葬儀は、互助会員の葬儀が大半を占めているのが現状です。その互助会のシステムが、内部告発により暴かれています。この記事を読まれ、どのように考えられるのか?私は、今後互助会に入会する方が少しでも減るように記事をアップ致します。

http://www.geocities.jp/gj6yffj65/

7~8年前、実態を知った私は、せめて当山檀信徒だけでも互助会の罠にかからないように「寺葬」を整備した次第です。

広宣寺が提案する葬儀 http://www.kousennji.jp/sougi.html

月例唱題行・教学勉強会

5日19時~21時迄、当山にて青年会会員僧侶と共に月例唱題行・教学勉強会を研鑽しました。
日蓮大聖人は、行学の二道をはげみ候べし。行学たえなば仏法はあるべからず(諸法実相鈔)と仰られている。ともすれば、日々の行いに追われ、行学の二道を怠っている身をほんの少しでも大聖人の御心を理解できるようになりたい。お経をお唱えする事は助行であり、お題目(南無妙法蓮華経)をお唱えする事が正行であり、法華経を信仰する姿であります。

唱題行
唱題行
NEC_0812

妙福寺様へお手伝いに行って参りました。

年が明けてもう三日も経ってしまいました。昨日は、大混雑の京都市内へ、当家墓所がある本山本満寺様へお参りして来ました。京都では正月にお墓参りをする方も多く、沢山のお参りの方がいらっしゃいました。

本日三日は、毎年お手伝いをさせていただいている大阪市南森町妙福寺様へ。毎年恒例妙福寺交通安全祈願の修法導師を務めさせて頂きました。車用のお札にご祈祷をし、今年一年、祈願主の交通安全を祈願致しました。

妙福寺様御寶前にて修法
妙福寺様御寶前にて修法

新年合掌

あけましておめでとうございます。
昨年末はブログの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。
今年もボンズブログを宜しくお願いします。

元旦8時より新年祝祷会を厳修致しました。NEC_0809