BONZEブログ

2013年の記事一覧

身延山久遠寺へ

10月28日 年に一度の当山団体参拝です。今年は総勢17名で身延山久遠寺へ。午前7時摂津富田駅集合。京都駅から新幹線で一路静岡へ。静岡にて在来線に乗り換え11時身延着。直ぐにご廟所(日蓮大聖人のお墓)へお参りし、午後1時より輪番奉仕法要を勤め、15時半身延発で帰路へ。12時間の弾丸ツありますが、参加者の皆さんと共に日蓮大聖人のもとへお参りさせて頂きました。

長らく

長らくブログの更新を怠っておりました。お盆の記事を最後に、記事中に画像を貼り付ける事が出来なくなった事で、更新が怠ってしまい申し訳ありませんでした。
問題が解決しましたので、またブログを更新して行きます。
どうぞ宜しくお願い致します。

両極端

今年はお盆時期に葬儀が重なった。3つの葬儀の内、2つの葬儀は私の事を全面的に信用してくれていたので葬儀全般の手配を私が取り仕切った。一件は、檀家さんで当山本堂にて通夜、葬儀を行った。もう一件は、自宅にて通夜、葬儀は伊丹市市営葬儀場で行った。両家共に信仰心をお持ちの家族だけに、勤めさせて頂いた通夜、葬儀式に大変喜んで頂いた。
両家共に、親への報恩感謝の念厚く、送られる側の故人も大変喜んでいるに違いない。

もう一件は、某大手葬儀社依頼の葬儀。葬儀会館での通夜、葬儀式。何の変わりも無く機械的に流れる式進行。喪主も分家だった事もあり、齢70代にして信仰について無頓着。現代の代表的家族ともいえる。話の流れから、謗謗罪を犯してしまう事。娘2人で跡継ぎが居ない事を考えて今後の事を提案するも徒労に終わる。せっかく縁を持っても、その人の持つ「業」の強さにはかなわない。しかし、三件中二件の葬儀が、僧侶冥利につきる葬儀だった事を思えば救われた。これまで以上の布教をしなければならないと思った次第である。

お盆が終わっても

7月東京盆から引き続き、関西のお盆に入り8月1日から8月15日まで棚経でお檀家さん宅を回り、8月16日当山盂蘭盆施餓鬼法要。翌日から22日まで毎日関係寺院の盂蘭盆施餓鬼法要のお手伝いが続きます。
世間でいうところの8月13日~15日のお盆期間のみが忙しい訳ではなく、前後も忙しく動いています。8月も残すところ後10日ほど。個人的に夏の終わりは寂しさがつのります。

平成25年度盂蘭盆施餓鬼法要厳修

平成25年8月16日午前11時より、当山盂蘭盆施餓鬼法要を厳修致しました。

当日は、沢山の檀信徒の皆様と共に法要を勤めさせて頂きました。
外は30度以上の高温ではありましたが、本堂内はエアコンのおかげで涼しく過ごせました。

法要後、宗林寺住職 有本智成上人法話「日蓮宗徒しての自覚と誇りを持とう!」
45分間の熱い法話を、檀信徒共に拝聴致しました。
今日から、他寺院様の盂蘭盆法要お手伝いが始まります。

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7月東京お盆棚経無事終了

毎年7月学生時代からお世話になっている、東京の厳定院様お盆の手伝いに来ています。
8/8厳定院様盂蘭盆施餓鬼会法要手伝い。8/10~8/16はお盆棚経。昨日、お任せ頂いた檀家さんのご自宅でのお参りを無事に終えました。明日は池上鬼子母神堂盂蘭盆施餓鬼会法要のお手伝い。

東京へ・・・お盆の手伝い

毎年、この時期になるとお盆の手伝いに東京へまいります。今年は7月7日上京し、8日盂蘭盆施餓鬼会法要お手伝い。11日から棚経が始まります。現在、棚経の真っ最中です。お手伝いを始めさせて頂いて今年で29年目になりました。これだけの年数をお手伝いしていますと、さまざまな事が見えてきます。

私の棚経のスケジュールは、毎年同じ日の同じ時刻に伺うという事です。一年に一度お会いする関係ですので、少しでも早く私を覚えて頂く事と、日程を決めておく事で檀家さんが棚経を忘れる事が無いようにということです。 29年間このスタンスで棚経を勤めているわけですが、その中であるパターンが見えて来ました。毎年日程を決めているにもかかわらず日程変更を打診される方がいます。

それにもまたツーパターンありまして、ひとつはお盆棚経が始まる前に事前連絡をして下さる方。ふたつめは、上京後、こちらから棚経の電話連絡を差し上げた時に日程変更を言われる方があります。前者は、どうしても用事を入れなければならなくなったという事で、今年のみ日程変更をして欲しいパターンです。後者は、棚経の日程を分かっていながら敢えて変更を言うパターンです。このパターンになって来る理由は、お盆の棚経の意味を理解していないところが多く、数年後棚経が中止になるケースがあります。

自分勝手な方ほど、ご本人は気づいていないことが多く、毎年の棚経からそれがわかりました。

いまいちど、自分さえ良ければいい、自分の先祖だけが救われればいい、そうではなく餓鬼や無縁の霊魂に施し、その回向功徳が皆さんに及ぶお盆の意味をお伝えしていかなければなりません。

教化研究会議

7月3日堺市に於いて近畿教区教化研究会議が開催されました。

講師は千葉県日本寺(にちほんじ)貫首清瀬猊下。内容は、我々、僧侶側の信仰心を問われる講演でした。

講演を聞いて、毎月一回当山に於いて地元青年僧侶と共に唱題行・勉強会を行っている事がより強い信仰心を産み出すものと確信しました。

これからも、より一層努力精進して参ります。

ヴォイストレーニング

7月2日大阪市声明師会主催研修会に参加しました。
研修内容は、ヴォイストレーニング。今回もまた有意義な研修でした。前回受けた時から、日々努力していました。その過程で疑問点が出て来たのですが、それもまた解決しました。
また、今日から精進します!

追善供養2

代表的な追善供養は、四十九日や一周忌、三回忌、月回向等の法要は追善の為に行われます。我々僧侶が導師となって家族の皆さんと法要をおつとめします。それに対してお布施をする事は無上の功徳があると考えられています。

また、法要の際に塔婆を建てます。塔婆を建てる事はお釈迦様が涅槃後、弟子の皆さんが遺体を荼毘にふし、その御遺骨を分骨し多くの地にお釈迦様の御遺骨を収めた仏舎利塔が建てられました。それを建てる事と勝るとも劣らない功徳があるとされています。

日蓮宗の法要ではお題目をお唱えした後、回向を致します。回向とは生きている我々が積んだ善行(法要)を、亡き人やご先祖、有縁無縁の霊位に回し向けるという意味です。亡き人やご先祖、有縁無縁の霊位はその回し向けられた善行によって功徳を得る事が出来ます。成仏している皆さんには回向功徳の法楽を受けられ、未だ成仏されていない方には成仏へ導く大きな功徳となります。

梅雨が明け、夏が来ればお盆の時期になります。今年のお盆は追善供養の意味を知り、お盆を迎えられてはいかがでしよう。