BONZEブログ

"お寺 日蓮宗 寺院"の記事一覧

抜歯

昨日、奥歯を抜歯しました。

今の最先端治療は過去の治療と違いその進歩に驚きました。

歯の麻酔は、従来注射器を使用し医師が歯茎に直接麻酔薬を注射していました。注射される瞬間から麻酔薬を歯茎へ注入される時の痛みはかなりのものでした。それが、今回は電子麻酔を使用し麻酔を行ったのですが、これがまた、全く痛みがありません。まさに無痛! 更に今迄は、麻酔処置をした治療後は顔の周辺までしびれのような腫れていないのに晴れているような。顔の筋肉が動かず治療後は会話が出来ないほどでした。それがですよ、そういった筋肉の硬直もなく治療中も普通に先生と会話が出来ます。最後の処置は患部を洗浄後、レーザーを照射し止血をして終了。

いやはや、この技術には心底驚きました。先生によると、まだこの麻酔処置をしている歯科医は少ないという話しでした。ちなみに治療して頂いている森田先生。過去お世話になったどの歯科医師よりも腕はピカいちでした。

最終処置はインプラントになりますが、この麻酔を経験したので恐怖感が消えました。

森田歯科医院

寺ヨガ 盛況!

毎月第二・第四 金曜日(午後1時〜2時) 広宣寺本堂で開催されている「寺ヨガ」が、開校2年目を迎えました。開校当初は生徒さんも少なかったのですが、回を重ねるごとに少しずつ増えて来ました。

本堂内で行うヨガは、スタジオ等で行うヨガとは少し違います。インストラクターの丸地先生指導で静かな環境の元、仏様のぬくもりに触れながらとるヨガのポーズは、まさに天と地と一体になった感覚が生まれます。


「写真前列中央向かって右側 丸地インストラクター」

「寺ヨガ」レッスン料 1回700円(一名)
※月謝ではなく、一回ごとのレッスン料なので参加したい時のみ支払うワンショットレッスン形式です。
日々の生活の中で、溜まったストレスや煩悩、怒り等を消化してくれます。

遷化

3月25日同じ高槻市内にあるお寺のご住職が遷化されました。

本日、本葬儀式が執り行われた。高槻市管内寺院ご出仕のもと、多くの檀信徒が会葬された。
世寿87歳 出家得度されて70年。法華経広宣流布の為、心血を注がれた布教は檀信徒の心に
刻まれている。
お疲れさまでした。

謹んで上人の増圓妙道をお祈り申し上げます。

大阪府三島管区研修会

平成22年2月22日高槻市交流センター会議室にて開催された「大阪府三島管区研修会」に参加した。当日は、管内僧侶並び寺庭婦人も数多く参加された。
今回のテーマは「自死遺族に対するグリーフケアについて」であった。講師は鷹見先生。自身も遺族の立場から広くグリーフケアについて講演を行い、自死遺族の気持を世間に伝えられている。

2時間半の講演は、あっという間だった。講師先生のお話しはとても理解しやすく且つ資料も分かりやすくまとめられていた。特に、講師先生も驚かれた宗務事務長S上人と布教師会長ST上人のお二人が製作された法話DVDが、とても理解しやすく勉強になった。この法話DVDは、講師先生が自身の体験並びに自死遺族の方達から聞いた僧侶の心ない法話を元に作られたものだ。講演の性質上「悪い法話」と「良い法話」と区別されていた。しかし、同じ立場でない身が聞くと「悪い法話」であっても、どこに使わない方が良いとされる表現が含まれているかわからない。でも、講師の講演を聞いた後だと、遺族に対して使わない方が良い表現が理解できるようになった。

講演後、ふりかえって考えてみた。自死遺族に限らず我々僧侶は全ての遺族に対し、今回学んだ事を活かせねばならない。と思った。
葬儀という一種独特な環境のもと物事をすすめて行く立場として心しておかねばならない。

四十九日と人間のバイオリズム(その3)

精神科医の先生も震災を経験した一人だった。阪神淡路大震災では、不眠不休で頑張っていた人達が、ほんとうに四十八、九日で欲も得もなしにぶっ倒れてこんこんと眠った。私もだった。そして、その一週間前ぐらいから、自己激励も限度に近づいている事を私は自覚していた。ただ、四、五十日目までにやるべきことはやってしまわねばならない事を頭に置いていたのは良かったと思う。

満中陰法要

本日11時より、師父上人満中陰法要を導師円通寺様、式衆安穏寺様、壽光寺鈴木上人の元、滞り無く厳修致しました。

親族をはじめ、多くの檀信徒の皆様の参列を頂き、誠にありがとうございました。師父上人も喜んでくれた事と思います。

さて、話は昨日の続きです。「人の集中力は50日が限界」

精神科医の先生が書かれた文章の中で、第一次世界大戦で発見された事である。この戦争は塹壕戦であって、数百メートルへだてて打ち合う事が多かった。その中でベテラン下士官。すなわち「戦争のプロ」が、普段の訓練はどこえやら、えいどうにでもなれと武器を捨て、わざと身を敵にさらす。という事件が起こった。

これは「戦闘消耗」と名付けられたそうだ。それは、前線に着いてから四、五十日目であった。

明日は満中陰法要

明日19日は、昨年12月2日に遷化した先代住職の満中陰法要を厳修する。

一般的に満中陰=四十九日は、死者が「中有」を歩き通して霊山浄土に入るまでの期間であると言われている。

七日ごとに行う供養は、一週間ごとに会う大王の前で裁きを受ける。その時、生きている我々が供養の読経・唱題を唱え少しでも死者の罪障が消滅出来るように「応援」している事になる。しかし、これだけ科学が進むと、その話しが本当なのか? ?やはり、疑いたくなる事も事実であり、全くもって、そんな事を信じない人も多い世の中になっていると思う。だが、精神科医が書いた記事の中に面白い内容の記事があった。

人が「さぁ! やるぞ。と何かをはじめてから、スタミナが尽きるまで、四、五十日である」という話し。

多くの実例があり、次回のブログで紹介する予定だ。

社会教化事業講習会

9月9日〜10日東京大田区池上にある日蓮宗宗務院で開催された社会教化事業講習会に参加しました。

日蓮宗を代表する6人の僧侶が、各々が実践されている社会教化事業の紹介並びに実践例を講習。日蓮宗僧侶の社会教化活動の意義に始まり、青少年教化活動、ビハーラ活動、国際協力活動、災害・危機管理実践活動と活動内容多岐に渡り、各々り僧侶の皆様の社会教化に対する考え方がとても勉強になった。

私は、一般の方と接する事が多く。私が僧侶と分かれば、ご自分の身の回りにいらっしゃる僧侶の話しを良く耳にする。その内容のほとんどが、お布施にかかわる事と僧侶の法要儀式のあり方等だ。それも良い話しはほとんど聞いた事は無く、悪い話しばかりだという所に世間の我々に対するそれが評価だと感じる。

「無関心ではいけない」「まず、自分の出来る事から実践してみる」我々僧侶に出来る社会教化活動は沢山ある。私は、「寺で葬儀を出そう・葬儀代金の適正化」を、もっか推進している。今回の講習で私が考え、実践している事も社会教化の一部になる事が分かり、これからも身の丈に応じた活動を実践して行くつもりだ。

画像は、(株)オフィスロータス経営「ロータス・カフェ」この移動カフェの経営は、日蓮宗僧侶のMさん。今回の講習会の講師もされていた。いろんなアプローチで社会教化活動が出来る新しい見本かもしれない。このカフェ、新宿にある日蓮宗寺院門前にて常設されていおり、東京23区なら、何処でも出張可能。特に寺院の行事の際に出向き、美味しい飲み物を寺側から壇信徒に振る舞う。飲み物料金は全て寺側が負担。

カタチ(その1)

「これで良かったのか?・・・」法要後、そう語った亡夫の奥様。故人の意志で献体をされた事で葬儀も行わず、お骨も無いという事でした。お盆を前に、多くの事を考えられたのでしよう。娘さんがインターネットで、当山を検索され供養の依頼がありました。当日はお孫さんを含む4人が参列され、法要を厳修致しました。

法要終了後、法華経読誦、お題目の声が故人に届いたのでしよう。奥様、娘さんは涙されていました。最後に「細く長く節目、節目で供養をしてあげて下さい。」とお話させて頂きました。

「寺犬」修行中

「寺犬」サラ(イタリアングレイハウンド♀9か月)、この暑い最中も訓練続行。さすがに屋外での訓練は気温が高すぎて無理と判断。屋内での訓練に変更。訓練状況ですが、7月あたりから随分、わかって来たような感じです。今迄は、トレーナーさんを避けていたのが、しっかりトレーナーさんの顔を確認しながら行動するようになって来ました。それと同時に自我による抵抗も少なくなって来ました。