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"新年 寺院 日蓮宗 仏教"の記事一覧

四十九日と人間のバイオリズム(その3)

精神科医の先生も震災を経験した一人だった。阪神淡路大震災では、不眠不休で頑張っていた人達が、ほんとうに四十八、九日で欲も得もなしにぶっ倒れてこんこんと眠った。私もだった。そして、その一週間前ぐらいから、自己激励も限度に近づいている事を私は自覚していた。ただ、四、五十日目までにやるべきことはやってしまわねばならない事を頭に置いていたのは良かったと思う。

カタチ(その1)

「これで良かったのか?・・・」法要後、そう語った亡夫の奥様。故人の意志で献体をされた事で葬儀も行わず、お骨も無いという事でした。お盆を前に、多くの事を考えられたのでしよう。娘さんがインターネットで、当山を検索され供養の依頼がありました。当日はお孫さんを含む4人が参列され、法要を厳修致しました。

法要終了後、法華経読誦、お題目の声が故人に届いたのでしよう。奥様、娘さんは涙されていました。最後に「細く長く節目、節目で供養をしてあげて下さい。」とお話させて頂きました。

新年企画?

広宣寺では、毎年元旦午前8時より「新年祝祷会」を開いています。壇信徒の皆さんと共に本堂で読経。今年一年も幸せでありますようにと祈願します。その後お屠蘇(おとそ)を皆さんと共に頂いて、新年のお祝いを致しております。壇信徒以外の方のご参加も自由ですので是非お参り下さい。

来年の元旦は何か企画を、と思っています。だいたいの構想は練り終わっているので、近々にブログアップする予定です。

お楽しみに!