昨日、「ヒマラヤ ヒーリングミュージック」ライブを本堂に於いて開催しました。
50人を越える観客が本堂内にぎっしりと入りネパール人奏者ラマ兄弟の演奏に聞き入りました。
ラマ兄弟が奏でる音楽は、故郷ネパールで古来より使われている笛と太鼓。その種類は楽曲によって使い分けが出来る程種類が数多くある。今回のライブでも笛8、太鼓4を楽曲によって使い分け演奏していた。笛の音色は、今迄耳にした事がない高音のモノから鳥のさえずりを奏でるモノまであり透き通った音色はネパールの地を想像させるものでした。太鼓は中型の太鼓と小型の太鼓があり、これもまた独特の製造法で作られた太鼓。バチを一切使用せず素手で音を奏でます。左右の手の微妙な叩き方をバランスさせ低音から高音を奏でるリズムだけを聞いているとあたかもドラムを叩いているかのように錯覚するほどでした。バチを使わない素手で叩く音色はお腹の底に響く力強さと共に優しさを感じました。
途中パンチヤさんの軽快なトークを挟み二時間のライブは、あっという間に終わりました。
ラマ兄弟は、日本全国を演奏行脚し、その興行収益で生まれ育った故郷に学校を建設。内戦により両親を失った子供達30数人を学校に住まわせライブで得た興行収入を彼等の生活費として現在も支援し続けている。今回の「寺」ライブが、ラマ兄弟の支援の一助となった事で我々も大きな功徳を積ませて頂きました。チャンスがあれば「寺」ライブを開催したいと思います。