午前10時30分より 立正佼成会豊中教会会員の皆さんと「平和の祈り」を当山で開催しました。なぜ当山で平和の祈りを開催することになったのか?今年春に縁あって立正佼成会会員の方の葬儀を当山にて勤めたことがきっかけでした。平和の祈りとは宗教.宗派にとらわれず共に平和の祈りを願うつどいを、1970年頃から続けられており、そのつどいを各教会単位で行なっているそうです。今回、寺葬儀式に会葬していた支部長さんが寺葬儀式に参列し感動されたことから、当山での開催を希望されたことで実現しました。
今回平和の祈りの流れは、私から提案を行い法要、法話、対話の会と三部構成で行いました。
法要は立正安国世界平和を祈願し、法話「六道と意識」、対話の会は参加者23人を4グループに分けM上人、S上人、N上人と私が各グループの進行役をつとめました。対話のテーマは「六道と意識」の法話から六道や意識を考えて頂きました。
私が担当したグループでは、お一人の女性が幼少期の体験を語られたことから、その語りをベースに六道を深めていきました。体験を語られた女性の意識の志向性は何を明らかにしたいのか?更に問いかけ対話を深めました。
会を終えての私の感想は、法要中は緊張感があり、対話の会では終始対話が途切れること無く、皆さん考えること、語ることを楽しんでおられました。
未知なる取り組みでしたが開催してよかった、皆さんの役に立てて良かったと思えました。