今月だけで檀家さんの葬儀が立て続けに3件あった。うち2件は当山葬祭部にて寺葬儀式で執り行い、残り1件は大手葬儀社Tの会館だった。三つ目の檀家さんの葬儀は、今回大手葬儀社Tの会館葬儀だったが、施行方法の流れは過去と何も変わる事もなく、ただただ、喪主さんは葬儀担当者に敷く時中、人数の確認やら打ち合わせやら、雑用に追われ過ぎて葬儀が終わった後の喪主夫婦の感想は「何が何やらわからないままに終わってしまった」という、必ず誰しもが感じる感想だった。
死は突然訪れるものです。準備が出来ない葬儀だからこそ「当家取り込み中の故、失礼があるかもしれません」というアナウンスの必要性があるのだと思う。それをあたかも人を招く事が主になり、故人を送る事が従になっている大手葬儀社の施行は如何なものかと思う。何故そうなるのか?
彼らが儲けたいの一言に尽きる。
正規な値段等で儲けるならいざしらず。
喪主から葬儀代、出入業者からバックマージン、果ては僧侶から紹介料としてバックマージンを取る大手葬儀社。これだけでは無い、まだまだ多くの隠された部分があるだけに、葬儀は事前準備が大切だと思います。