七月盆
関西は月後れの八月盆です。東京は七月盆です。今年もお盆のおてつだいの為上京しました。まだ梅雨明けしていないので天候が心配ですが、今年もお盆をしっかり勤めたいと思います。
理念
今回の消費税法案採決に関し、法案に賛成、反対、棄権の意志が我々の選んだ政治家に委ねられた。結果は法案成立。それに関してメディアに多くの政治家達が露出し結果に対しての意見を述べていた。
賛成、反対を投じた両者一応に国民の皆様の事を考えた結果と我が身の意志の正当性を話す。
その中で政治家の理念という言葉が出てくる。
理念を辞書で調べると、ある物事に対してこうあるべきではならないという考え方。とある。
政治家の理念、その背景にはよほど強固な信条が必要ではないか?
その理念を得る為の背景は何を拠り所としているのか?
我々、日蓮宗僧侶は、久遠の本仏であるお釈迦様が現された法華経、日蓮大聖人が授けて下さったお題目を学び、行じる事で自分自身の理念を導き確固たるモノにしている。
一天四海皆帰妙法 立正安国 世界平和 
大雨
先程まで大阪府下に大雨洪水警報が出ていました。この付近に被害は無いようですが、それにしてもかなりの雨量でした。九州地方に被害がでているようです。どんなこともほどほどが有り難い。
研修会
一昨日「大阪三島宗務所主催教師研修会」が開催された。
昨年「自死について」の講演に引き続き「グリーフケアについて」の講演を公益社が主宰する「ひだまりの会」の活動をされている公益社社員の皆様に講演を頂いた。
講演の感想は「昨今の葬儀事情を考えると値段重視の葬儀が横行し遺族の立場にたって葬儀を進めて行く事が軽視されている。葬儀の一環として葬儀後も遺族をグリーフケアして行く事について企業理念の高さを感じた」同時に私自身反省も・・・

本来であれば、我々僧侶が釈迦が説かれた法華経の教え、それを更に詳細に説かれた日蓮聖人の教えに則って信仰心、死生観を説いていたならばグリーフケアの必要が無かったのではないか?  日本は戦前と戦後で生活や家族形態が変化し高度成長期時代と現代でも大きく社会が変化している。その仲で信仰心、死生観も大きく変化したというより消滅に近づいている事をこの講演を通じて気づかされ、我々僧侶が日々法華経の教えを説いて来たのか?  私自身多いに反省を促された講演だった。
仏教は「生きている今を、より楽しく日々を過ごす為の教え」
「死」を考える事で「生」の生き方がわかるのではないか? 今は「死」というものを避ける風潮からか? 本来「弔い」の行為から人は安心(あんじん)を得たりするものだが、葬儀式の簡略化から遺族の安心(あんじん)を得る事が減少してきているのかもしれない。日々の布教、通夜、葬儀での布教に更に力を注がなければならない。
仏教国
昨日放映されていた情報番組の中で、担当アナウンサーが、仏教国ブータンを訪れ国民の生活を紹介していた。
昨日の内容は、ブータンの農家に一泊させてもらい、実際の生活を体験していた。
翌日、子供達が通う学校を訪れ、学校の授業内容や子供達にインタビューしていた。ブータン国の教育は、英語を積極的に取り入れ高学年の授業は全て英語で行われる。
子供達へのインタビューの内容は、将来就きたい仕事について聞いていた。子供達の多くは、医者になりたいと答えていた。理由は、病
人を治療する事で沢山の人達が幸せになれるから。
これは、仏教の教えである菩薩行ではないか。未来のブータン国を背負って立つ子供達。仏教の教えが浸透しているのであろう。
同じ質問を日本の子供達にインタビューしてみたらどんな答えが返ってくるのだろう?
ブータンの子供達とは、全く違った答えだと想像出来る。
国土から諸天善神が去った国に未来は・・・
寒気
今日一日、低気圧の影響で雨が降り気温が低かったですね。前日との気温差5度は身体に堪えます。今夜から、明日午前中まで大雨に注意だそうです。
雨と寒気で、逆にゆっくり過ごせた一日でした。







