BONZEブログ

"日々のこと"の記事一覧

研修会に参加して来ました

昨日、大阪市声明師会研修会に参加して来ました。この研修会は、「仏.法.僧」三宝の信仰を具現するために。というテーマで三年間(年に一度開催)に渡り、立正大学教授 北川前肇(きたがわ ぜんちょう)先生を講師に迎え三年目の最後の講義が開催されました。

講師の北川先生とは、立正大学在学中から公私共にお世話になった恩師で、教学はもとより、人生のなんたるか? 人生の歩みを教えて頂いた「人生の師」です。30年経った今でも、先生の前では緊張し、今の自分が歩んでいる人生が間違っていないか?自問自答します。

講義は、90分×2の180分講義と長時間に及びましたが、先生の熱い講義に参加者は引き込まれ真剣に受講されていました。先生の講義は、簡潔・明瞭にてとてもわかりやすく、他の先生との違いは講義に対する真剣さが違います。まるで真剣を抜いた相手と対峙する感じです。それとは正反対ですが、未だ理解できない我々に慈愛に満ちた接し方をされます。

あっという間の180分でしたが、また自分の糧になりました。

北川先生ありがとうございました。

回答来ませんね。

前回のブログで書いた「今回の件に関しての回答書」は、未だ送られて来ず。

このまま無視という事ですね。こんな企業が存続できる葬儀業界とは・・・今後、セレマのような悪徳業者は淘汰される時が来るでしよう。

今回は、少し互助会について書いてみたいと思います。

「互助会に入り、毎月一定額を支払う事で葬儀が出せる」という事で勧誘する互助会営業。セレマは、葬儀担当者が葬儀後に互助会へ勧誘していました。これは、葬儀担当者の手抜きを防ぐ事と担当者の給料が喪主が互助会に入会した時点で発生するからです。したがって担当者は喪主に気に入られるように動く事になります。なので、葬儀後、互助会の入会又は継続を断ると担当者にとっては死活問題となります。元セレマ従業員から聞いた話では、一時、全く互助会の入会が無く、給料をもらうどころか、給料がマイナスに転じ4万円をセレマに支払った事があったそうだ。

昨年、やはり互助会に入っていた檀家さんの葬儀をセレマで行った。葬儀後、喪主から聞いた話では、葬儀代金が300万を超えた事で互助会が何の役にも立たない事がわかったので、互助会への継続入会を断った。その際、担当者の口から出た言葉が「お宅の葬式が、1月3日にあったもんやから、私ら正月休みなしで仕事をしたのに、互助会に入ってもらわんと、私らタダ働きや。」と言ってのけました。これに喪主が激怒し、すぐさま支払いを終え追い返したという事を聞きました。

互助会の問題点

1? 強引な積み立て勧誘

2 解約を渋り、解約を要求杞憂すると法定外の高額な手数料を請求しおどす。

3 葬儀時、掛け金の数倍の費用請求

4 掛け金(預かり金)の大半は、葬儀会館の建設費用、歩合の支払い等運転資  金に流用。

5 今後互助会の倒産場合掛け金の50%保全処置が適応されなくなるかもしれない。現時点では倒産した場合掛け金の50%保全される。しかし、残り50%は互助会側が自由に運用可能。

これでもまだ、貴方は互助会に入会しますか?

企業体質なのか?

2月18日檀家さんのおばあさんがお亡くなり、セレマ高槻ホールで葬儀を執り行う事になった。以前、ブログで紹介した「http://advice.or.jp/blog/2010/02/post-1384.html」この件があった後だけに、私としてもセレマに対してナーバスになっていた。枕経を終え、檀家さんと通夜並び葬儀日程を決め。私からセレマに改めて葬儀依頼をした。改めてというのは、亡くなったおばあさんが生前、セレマの互助会に入っていたからだった。その関係で病院からの遺体搬送はセレマが行っている。彼等にとっては葬儀の受注を受けたものという認識なのだ。しかし、正式に受注しない限り、この時点で遺体搬送料を支払えばセレマが葬儀を受注する事も出来なくなる。だが、そこに互助会という、取りこぼし無く葬儀を受注する仕組みが出来上がっているのだ。その流れが当然では無いという事で敢えて寺側から葬儀依頼をしたという訳だ。

葬儀依頼後、骨壺の大きさを確認すると六寸という事。それでは私が勧めている全骨収骨が出来ない。骨壺を6寸から8寸に変更するよう担当者に依頼。担当者が喪主にその件を知らせ、喪主から私の元へ連絡があり事情説明し喪主は変更に同意。その後、再度、担当者に連絡をし、付属している分骨用骨壺は必要なしと告げる。その際、担当者から寺と葬儀社の主従関係が逆転したような言葉が出たのでその場で注意。その直後、電話を勢いにまかせ切られ、担当者の怒りを確認した。憤慨した私は、すぐさま電話を掛け直し上司を寺へ呼び出し事情説明。その際、例の内容をプリントアウトした書面を見せた。書面を読んだ上司は、一応に驚いた表情であったが、内心どうなのかはわからなかった。上司曰く「これを本社に持ち帰り、会議の席で報告します」という事だった。そうは言うが、本当に自らが担当している会館の恥を本部に報告出来るのか? ?翌日、本社に直接「葬儀のクレーム」として電話を入れた。電話口には役職付を呼び出させ、前日にあった担当者の教育不足を説明し、本題の書面を統括上司のHに渡した事を報告。この提出した書面の内容を速やかに調査し、今後の対応を一週間以内に書面で提出するように依頼した。その後、今日で一週間になるが何の返事も無い。

自分達の都合の悪い事は、全て隠ペイする会社の体質なのだろう。

だから、菩提寺がある事を知りながら担当者の私欲の為に契約している僧侶に葬儀を出させる。互助会に入れば、「これで葬儀が出せる」と詐欺まがいなトークで老人を言葉巧みに勧誘し逃げられない顧客にしてしまう。なるほど・・・週間ダイヤモンドの記事にあった「葬儀社安心度ランキング」で京都府4社中3位、100点満点中52点という成績が物語っている。こんな葬儀社(セレマ)を貴方は使いますか?

寺 ヨガ!?

2009年初頭から始まったヨガブーム。

ブームの火付け役は女性。働く多くの女性は男性同様に様々なストレスを抱え日々過ごされています。そのストレスを解消すべく、今迄色々なブームがありました。

シヨッピング、マッサージ、足つぼマッサージ、ジョギング等。特徴としては時代の流れを良く反映している事が多いと思います。しかし、時が経過するにつれコストパフォーマンスも重要視され出し、コストに見合った効果を期待する向きが出てきました。この流れは「本物志向」と言えるのかもしれません。

一説によると数千年の歴史を持つヨガ。そのヨガが、この時代にブームになる事は必然だったのかもしれません。

広宣寺が提案する「寺ヨガ」は、仏様に抱かれる独特の雰囲気の中本堂内で行うヨガです。

フイットネスやマンション等で開かれているヨガとは違った雰囲気になれる事と思います。

詳細は次のブログで!

師走

今日から12月・・・いよいよ今年も終わりですね。
12月になると、お寺では一大イベントである「大掃除」が控えています。
掃除する範囲が広いだけに、これがまた大変なんです。
境内地が広いお寺は更に大変だと思います。ウチのお寺は規模小さいので助かっています(笑)
あと「除夜の鐘」・・・梵鐘がないので、これまた助かっています?
師走です・・・

半身浴

ここ数日、急激に寒さが身にしみるようになって来ました。

こんな時には、お風呂でゆっくり身体を温めて早く寝るにかぎる。と、思いながら熱めの温度に設定した湯に浸かるのですが、健康雑誌に書かれている記事を読みますと、熱い湯に浸かる事が心臓に悪いとか・・・確かに熱さという刺激が強い気がします。しかし、この時期ぬるめの湯に浸かるのもなんだか風呂に入った気がしないものです。そこで、最近、半身浴を試しています。心臓の下まで湯に浸かり、上半身は浴槽から出ています。浴槽のフタを半分閉じ、そこで本を読んだりして時間を過ごします。半身浴を始めて15分(人によって時間差あり)くらい経過すると額にうっすらと汗が出て来ます。私の場合、それと同時に急激に眠気を催して来ます。あと5分くらい眠い状態のまま半身浴を続け風呂から上がります。この時点でかなり眠く、身体が温まった状態で寝床へGO! ?朝までぐっすり。目覚めも壮快。効果有りの半身浴です。寺の風呂が老朽化していてすきま風が辛いのは我慢、我慢。

11/29 身延山法要に向けて

昨日は、「日蓮宗声明師連合会結成二十周年記念身延山法要」の練習会に行って来ました。

京都 大本山妙顕寺様で午後1時〜4時まで、当日行われる習礼の確認と練習をしました。

今回の法要は「法華懺法(ほっけせんぼう)」という法要です。

これは、「今我は十方法界と相関する最重要の一人なれば、その一人の懺悔六根清浄は従って尽十方法界を清浄ならしめ

「斯人行世間 ?能滅衆生闇」たる事疑いなし。この斯人とは各自のひとりなり、衆生闇とは世間的な闇なり。世間的闇も罪も

清浄の一人にて能く之を滅すという」ことを覚悟して法要に臨むべし。

過去、経験した事がないくらい法要中の所作(立ち振る舞い)が多いうえ法要時間も長い。

この法要を声明師200人が一同に身延山大本堂に介し厳修致します。

日蓮と法華の名宝

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京都国立博物館で開催されている「日蓮と法華の名宝展」を観て来ました。

日蓮聖人が、正しい法「法華経」を人々の心の中に打ち立てる事によって、国民大衆の安泰をはかれ。と書きあらわせられた「立正安国論」。

今から750年前、警世の書として北条時頼に献呈した。

「立正安国論」奏進750年記念として今回、日蓮聖人がお書きになった(御真筆)「立正安国論」が展示されています。

その他にも、数多くの宝物が展示されており、とても見応えがありました。

当時、京都の町衆の間に広がった「法華経」その町衆文化に大きな影響を与えた。

それを現した展示品の数々も見応えがありました。

是非、足を運んでみられてはいかがでしょう。

開催日 10月10日〜11月23日まで

場所  京都国立博物館