BONZEブログ

2012年の記事一覧

大雨

先程まで大阪府下に大雨洪水警報が出ていました。この付近に被害は無いようですが、それにしてもかなりの雨量でした。九州地方に被害がでているようです。どんなこともほどほどが有り難い。

研修と会議

昨日から全国声明師連合会会長会議出席の為、東京池上本門寺に来ています。
1日目は会長研修会。研修会では宗定法要式の重要事項確認、声明七曲確認等。
緊張感ある研修でした。

今日は全国声明師連合会会長会議が宗務院にて開催されます。

研修会

一昨日「大阪三島宗務所主催教師研修会」が開催された。
昨年「自死について」の講演に引き続き「グリーフケアについて」の講演を公益社が主宰する「ひだまりの会」の活動をされている公益社社員の皆様に講演を頂いた。

講演の感想は「昨今の葬儀事情を考えると値段重視の葬儀が横行し遺族の立場にたって葬儀を進めて行く事が軽視されている。葬儀の一環として葬儀後も遺族をグリーフケアして行く事について企業理念の高さを感じた」同時に私自身反省も・・・

本来であれば、我々僧侶が釈迦が説かれた法華経の教え、それを更に詳細に説かれた日蓮聖人の教えに則って信仰心、死生観を説いていたならばグリーフケアの必要が無かったのではないか? 日本は戦前と戦後で生活や家族形態が変化し高度成長期時代と現代でも大きく社会が変化している。その仲で信仰心、死生観も大きく変化したというより消滅に近づいている事をこの講演を通じて気づかされ、我々僧侶が日々法華経の教えを説いて来たのか? 私自身多いに反省を促された講演だった。

仏教は「生きている今を、より楽しく日々を過ごす為の教え」
「死」を考える事で「生」の生き方がわかるのではないか? 今は「死」というものを避ける風潮からか? 本来「弔い」の行為から人は安心(あんじん)を得たりするものだが、葬儀式の簡略化から遺族の安心(あんじん)を得る事が減少してきているのかもしれない。日々の布教、通夜、葬儀での布教に更に力を注がなければならない。

仏教国

昨日放映されていた情報番組の中で、担当アナウンサーが、仏教国ブータンを訪れ国民の生活を紹介していた。
昨日の内容は、ブータンの農家に一泊させてもらい、実際の生活を体験していた。
翌日、子供達が通う学校を訪れ、学校の授業内容や子供達にインタビューしていた。ブータン国の教育は、英語を積極的に取り入れ高学年の授業は全て英語で行われる。

子供達へのインタビューの内容は、将来就きたい仕事について聞いていた。子供達の多くは、医者になりたいと答えていた。理由は、病
人を治療する事で沢山の人達が幸せになれるから。
これは、仏教の教えである菩薩行ではないか。未来のブータン国を背負って立つ子供達。仏教の教えが浸透しているのであろう。

同じ質問を日本の子供達にインタビューしてみたらどんな答えが返ってくるのだろう?
ブータンの子供達とは、全く違った答えだと想像出来る。

国土から諸天善神が去った国に未来は・・・

寒気

今日一日、低気圧の影響で雨が降り気温が低かったですね。前日との気温差5度は身体に堪えます。今夜から、明日午前中まで大雨に注意だそうです。
雨と寒気で、逆にゆっくり過ごせた一日でした。

雨の金曜日・・・

思い込みとは恐ろしいものだ。今朝、机の上に置いてあった護持会領収書をチラっと見た。それも名字の部分だけを。たまたま、同じ名字の檀家さんが二軒あり片一方の月参りは毎月7日、もう一方は20日だ。寺を出て徒歩へ檀家さん宅へ。玄関を開けて挨拶するも返事がない。日頃から早起きな奥さんなので少し外に出られているのかも? と思い仏間へ。

あれ? なんだかお参りの用意がされていないと思いつつ、まぁ、このままお経を上げさせて頂こうと灯明をつけ、線香に火をつけ終わり、合掌したところへ、玄関で「エーッ」と声がした。あれっ? と思い、仏間から顔を出すと奥さんが「お上人〜、今日お参りだったの?」それを言われても私はまだ気づかず「ウチのお参りは七日やよ〜」と指摘を受けて。ハッと気づいた始末・・・

いゃー まいりました。最近物忘れがひどい・・・私の失敗談でした。

紹継塾

                   熱も下がった昨日、紹継塾の講義を受講して来ました。
この塾は、日蓮宗本山 京都本満寺 伊丹貫首が、法華経の教えを後生に伝えていく為に私的に開かれた塾。
講師は、本満寺と縁の深い大阪府池田市 本養寺御山主 難波上人。
これから一年間講義をして頂く。午前10時開校式。10時半より講義開始。40分の昼食を挟んで午後5時まで講義が続く。
今まで疑問に思っていた事が、講義の中で解説して頂き、良く理解できた。自分自身、僧侶として何か足らないモノがあると思っていた。その何かの一端が見えた気がした。それにしても、五時間講義し続ける難波講師の智力、知識量、体力は素晴らしく、その熱い講義に集中できた一日であった。

風邪の続き

なかなか風邪が完治しません。喉を休める時が無いので、今度は夜中に咳が止まらない症状が出ました。日曜日夕方から発熱し、翌日病院へ。インフルエンザの疑いがありましたが、副鼻腔炎と診断されました。丸一日休む事が出来たので熱は下がりました。

風邪

昨年末から今年にかけてインフルエンザ、ノロウィルス、風邪等を、うまく回避出来ていたつもりが・・・
先週日曜日から、喉が痛くなってきた。妻が風邪を発症してちょうど一週間、どうも感染していた気がします。
翌月曜日は朝から喉が腫れ全く声が出なくなった。
声が出なくなると、お経をお唱えるする事が出来ず回向に支障がでる。水曜日まで、声が出ない状態が続き木曜日から少しずつ声が出るようになって来た。今日は日曜日、かなり回復傾向にあるものの本調子ではありません。
ご本尊、お檀家さんにご迷惑をおかけしています。
少し身体を休めて早く回復しよう!