BONZEブログ

2013年の記事一覧

低温

5月に入ったというのに昨日は、気温が低くい一日でした。
去年の同時期はどうだったのだろう?
気象協会の過去の天気データを見ると・・・

最高気温26度。
約10度近く気温差がありました。

皆さん、体調を崩さなれませんように。

地域自治会総会

今日29日は、地域自治会総会。111人の出席があるという事だ。一昨年から二年間隣組の当番年次に当たっていた関係で毎月自治会役員会に出席。

なんだかんだで忙しかった。その当番も今日で交代。それにしても、寺の行事も自治会総会も出席者は高齢者ばかり。50代の私でさえ下から数えたほうが早い。年齢の近い年の人達で出席しているのは、地域の役職についている少数の人達だ。

この地域には、当山と他に他宗の寺がある。自治会員98パーセントが他宗の門徒
だ。
今年も肩身の狭い思いで自治会総会を迎える。

多忙な日々

最近、能力が落ちて来たのか? どうも時間に追われている感じがします。

何か行動するにしても時間がかかるし、忘れ物が無いように事前準備が必要だし、予定をこなせないといったところです。

50歳を過ぎ、生老病死の四苦の中の「老」を感じる今日このごろ。
「老」を意識する事で、行動を変化させて行く。「老」てこそ出来る事も多々あります。

我々、僧侶は老いてこそ布教活動実践の時ではないか?と、自分に言い聞かせています。
しっかり勉強せねば。

平成25年度春季彼岸法要

2013年3月17日午前10時より
当山、平成25年度春季彼岸法要厳修致しました。沢山の檀信徒の皆さんと共にお題目をお唱えし仏道修行に励みました。

東日本大震災第三回忌法要厳修


3月7日午後1時より、高槻市一乗寺様に於いて 大阪三島宗務所主催管内寺院総出仕のもと、東日本大震災第三回忌法要を厳修致しました。

多くの檀信徒と共に、犠牲者之霊位に回向し、早期復興を祈願致しました。

人の試は移りやすく、既に震災が起こった事に対する風化が始まりつつあります。昨年の一周忌に比べると、ややトーンダウンしていた事もいがめない。

震災を風化させる事なく、これからも供養のこころを捧げたい。

遠壽院大荒行堂成満行僧水行

2/11大谷寺様祈祷会
遠壽院大荒行堂行僧上人水行

大谷寺様祈祷会に出仕


茨城県筑西市 大谷寺様祈祷会の手伝いに行って来ました。
大谷寺様は、毎年2月11日に遠壽院大荒行堂を成満された行僧を招き祈祷会を厳修されています。

私は、立正大学在学中からお手伝いさせて頂いております。その縁で、ご山主 横川僧正に仲人をして頂きました。

今年も百日間の大荒行を成満された行僧各聖の力強い祈祷が行われました。 

人生の最期をしめくくるには

先輩上人のフェイスブックより引用させて頂きました。

(檀家)「先週、下の階の方が86歳で亡くなりましてね。通夜に、寄せていただいたのですが、涙が出ましたよ」
(上人)『そんなに親しくされていたのですか』
(檀家)「いいや、あまりにも貧相で、可愛そうになりました」
(上人)『そうなんですか』
(檀家)「自治会の役員で、本当に一生懸命動いていただいた人なんですよ。それなのに、奥さんから、家族葬にするからと言って来られたのですが、現自治会長が、世話になった方だから、通夜ぐらい参列させてほしいと頼まれて、ようやく同じビルの、者だけが伺ったのです」
(上人)『いろいろあっても、行けてよかったですね』
(檀家)「ところが、通夜の時刻が、他の部屋との兼ね合いで、午後9時しか取れないと言われたそうなんです。私たちは、車に乗り合わせて会館まで行きました」「会館に着けば、奥の狭い畳4畳半ぐらいのスペースに、棺が台も無しに直に置かれていて、その左右に一対の花だけあり、その前の座れる場所は、畳3枚ぐらいしかない。そこには、故人の奥さんと、息子夫婦が座っていて、会葬者は、廊下で手を合わせて焼香しました。しかも、宗教者もいない。会館に着いたら、順次ご焼香くださいと言われ、それだけで他には何もない。読経も挨拶もない。名札の掛かった生花もない。」
(上人)『多分、金を取れない葬儀だから、6時や7時と言った一般の通夜時刻を、会葬者が多い方に回したのですよ。86年間生きて、最後がそれじゃ、確かに淋しいですね』
(檀家)「でしょう。互助会に入っていて30万円は貯まっているはずなのに、あんな扱い。こんな淋しい通夜は行ったことがないですよ。あんなんだったら、府営住宅の自分の家でやった方がいいと思いましたよ」
(上人)『葬儀には行かれたのですか』
(檀家)「葬儀には行ってません。通夜だけという約束でしたから。帰りに、その日に会館で行われていた他の通夜式場の前を通ったのですが、いずれも立派な祭壇と生花があり、それを見ると、余計に哀れでさみしい思いがしました。自治会から一緒に行った皆も、帰りには誰一人話すこともなく、黙って帰宅しました」「私も、80歳近くまで生きてきたけど、今回ほど通夜で悲しい思いをしたことはありませんでした」

(上人)『死ぬのは自分だ。自分の事だから、自分で決める。また、家族の者も、家族だけの問題だと思うから、周囲や社会のことを、全く配慮していない。だから、そんな葬儀をしてしまうんですよ。仮に、故人が望んだとしても、周囲には、その人の一生って何? そして、生き方そのものを否定されたような感じがしますよね』

寿命

昨日、近所に住む檀家のお婆さんがお亡くなりなった。
2年間病院で暮らされていた。所謂寝たきりの状態だった。さぞ、ご家族の皆さんも大変だったことに違いない。
行年百歳(数年)にて寿命を終えられたわけであるが、命の終わり方を考えさせられる。

法号(戒名)は、法華経の中から寿命に係わる文字を考えるつもりだ。

葬儀は、菩提寺である当山で執り行う。

謹賀新年

ブログをご覧頂いている皆様。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

昨年、政権が変わり今年は世の中がどのように変化していくのか?期待より不安が多い。しかし、この時代だからこそ、お題目、法華経の教えを布教していかなければならない。一歩ずつ確実に。