2017年1月の記事一覧
レポート
昨年末からスピリチュアルペイン研修Aという講座を受講している。
場所は神戸で開催され、講座は16時30分~21時30分迄5時間だ。スピリチュアルペインに興味があったので講座内容はとても勉強になる。1回講座が終わると、その日に勉強した事のレポートを提出しなければならない。学生時代は当たり前の事だが、提出期限を切られているので焦る、焦る。昨夜締切3時間前にメールにて提出出来てホッとした。
来週最後の講座があり最終レポートを提出する事になるだろう。
月例施餓鬼法要
1月8日午前11時より 今年初めての月例施餓鬼法要を厳修致しました。
当日天候は雨で気温が低かったにもかかわらず、多くの檀信徒の皆さんがお参りくださいました。
当山は、毎月第1日曜日に施餓鬼法要を行なっています。餓鬼供養を施す事で、ご自身の罪障消滅を願い、又ご先祖に回向を致します。
死生観
年末、神戸のカルチャーセンターで開かれた一般向け単立寺院住職が講師の講座に参加しました。参加者は60~80代男女20名くらいでした。講座の冒頭住職が参加者に「あの世があると思う方は手を挙げて下さい」と尋ねたところ、手を挙げた人は半分でした。
私は、この結果に驚きましたが、講座が進むに連れ見えて来た事は、菩提寺への不満、僧侶への不満等が参加者から多く語られた事でした。
ここから個人的意見ですが、半分の方はあの世が無い=死生観を持たない。に通ずるのではないかと思います。死生観を持たない方にとっては、儀式の必要性も無く遺体処理としての火葬であり、火葬後の遺骨にしても数ある選択肢の中から骨の行き先を決定するだけの事と思います。私は、死生観の有る無しによって、今後、益々二極化が進んで行くのではないかと思いました。死生観を持つというきっかけは、戦争や大震災が起こり間近で死を認識する事で自然に考えるものなのでしょうか?
本来は、我々が説くべき事だと思うのですが、信頼されていない事で、死生観を説くに値しない存在になった事もありますね。
なので、ネットにこのような記事が掲載される事で死生観を持たない事が助長される事を危惧します。