BONZEブログ

2019年9月の記事一覧

聴かない人

毎月月例法要後、僅か10分弱の法話をしている。

良く聴いてくれる人、聴いているかどうかわからない人、聴きたくない人、聴かない人の区別ができる。聴いている側はわからないと思うが、話す側にはその姿勢は良くわかるのだ。なぜなら絶対数が聴く側なので、話す側の気持ちを理解することは不可能だからだ。

聞くと聴くの違いは何だろう?

聞くは、音声のみを聞いている。

聴くは、耳で聴き、目で聴き、心で聴く。相手の方の聖なる語りを聴く。

聞くではなく、聴く姿勢で法話を聴いて頂ければな。それには、法話の内容をより良いものにしなければならない。

当山 令和元年度秋季彼岸法要厳修

9月22日10時より  秋季彼岸法要厳修致しました。

台風接近で、雨と風を心配していましたが台風の影響を受けず

法要を終える事が出来ました。

ただ、残念なことに参拝者が少なく少し寂しくて感じられる

法要でした。2週続けての連休の影響が多々あるのかもしれません。

法要後、先祖と自分との関係をお話しさせて頂きました。

 

令和元年度秋季彼岸会法要

明日9月22日10時より  当山秋季彼岸法要を厳修致します。

台風の接近で明日の天気は読めませんが、沢山の皆様の

法要への参加をお待ちしております。

 

9月20日13時 彼岸入りに法要を厳修された伊丹市本泉寺様のお手伝いが

ありました。

 

 

 

網膜剥離手術

7月16日網膜剥離硝子体手術を受けた。

術後2か月順調に回復をしている。

と60年ほど前だったら、現在の硝子体手術は無かったと思う。

そう考えると網膜剥離になると術がなく失明することになる。

生まれた時代によって人生が左右される。

 

関係の悪化?

今朝のニュースで、旅館敷地内にある藤の木が電力会社によって根元から切られてしまったという。

何故藤の木を切った主を特定できたのか? それは旅館の敷地内に設置された防犯カメラの映像で特定されたからだ。テレビ局が電力会社に取材し会社側の返答は「周囲に停電を引き起こす要因になる。保安基準の問題で切った」とのことだった。

放送では、旅館経営者が「30年前に植えた藤の木が切られてしまって残念でならない。敷地内に入るなら声をかけるべきだ」と記者のインタビューに答えていた。放送の流れは、電力会社が無断で敷地内に入り藤の木を根元から切ってしまった」という権利の主張が正義だと。視聴者を誘導しているように個人的に感じた。

次に何故?電力会社職員は藤の木を根元から切ったのだろう。という疑問が残る。

そもそも藤の木の直ぐ横に電柱があり、電柱に藤の木のツタが絡み付いているのだ。通常ならば電力会社が電柱のツタを切れば済むハズだが、ツタは旅館の所有物になるので切れない。旅館の経営者は「数回ツタは切ったのですが」とコメントをしていた。確かにあれ程ツタが電柱に絡んでいれば停電を引き起こす事態も考えられる。

この件は、数年間又は数十年間に渡って続いている問題なのかもしれない。

電力会社と旅館経営者、両者の関係が藤の木を根元から切るという行為に現れたのだろうか。

両者によって命の営みを止められた藤の木に合掌。

南無妙法蓮華経。