BONZEブログ

冬支度?

昨日は、気温が下がりましたね。街を歩く女性の皆さんも秋・冬ファッションを身につけた方がほとんどでした。

今年9月の最高気温と最低気温の気温差。実に10度だったそうです。いやいや、一ヶ月にこれだけ気温差があると体調も崩しがちになります。

さて、「寺犬」沙羅(イタリアングレイハウンド♀1歳)も、子犬の頃から下痢に悩まされ続け、原因とされる腸内細菌は駆除したものの、その影響で体重が増えず筋肉、脂肪が極端に少ない痩せ型体型です。少し気温が下がると身体が冷えるようで直ぐにお腹を下します。先日、冬に向け沙羅用犬服を新調、タイミング良く届いたばかり。昨日の気温は試着にはもってこいの一日でした。就寝時から服を着せ、午後のトレーニングをこなし就寝まで着せました。表地フリース、裏地も付いていて、沙羅も暖かいようで活動具合も良かったです。さっそく犬服を作ってくださったネットショップ「ippuku」さんに服のフィッティング具合の感想と服を着せた沙羅の写真を送りました。たまたま、その犬服が新製品に起用する商品だったようで、今回、私が撮影した写真が商品詳細ページに掲載されました。購入を考えられている皆さんのお役に立てばいいな。

互助会って?

先輩住職のブログより全文抜粋。

あれほど威勢がよかった武富士(私の中では、いまだにサラ金という名前がぴったりする)が会社更生法の申請を行った。栄枯盛衰は世の流れ、きっとアコム、プロミスなどにも波及するだろうな。

 私は、サラ金よりも葬儀等で互助会組織と接触することが多い。具体的に言えば、セレマやベルコ、日本セレモニーなどだ。このような組織は、パンドラの箱と言われている。いつだれがその箱を開けるかだ。きっと開けると、残された資産はほんの僅かだろう。どう見ても自転車操業の感じがする。

 子どもの同級生のお母さんが、何年か前に離婚されて、葬儀会社に勤められた。その時は、周りは大変やな、頑張るなとの見方が大勢だった。ところが、葬儀会館での仕事もあるのだが、互助会の勧誘員がメインの仕事だったようだ。それから数年が経ち、彼女がキャッシュでマンションを購入したという話が流れてきた。それからというもの、「へ?、葬儀屋って儲かるんや」が、一緒にPTAをやっていた人々が陰で話すようになった。家内も、偶然会った時に、入会を勧められたと言ってパンフレットをもらってきた。まーまー、仕事熱心なことで。

 それ以上に気なる話がある。どのような経緯かは知らないが、セレマが主催する食事会(もちろん無料)に参加して、話を聞いて、月々たった2,500円だからと言って入会した人がいてる。なんでも、友人と一緒に、その食事会に行き、皆さん入会されたし、断るのも気の毒だからと入ったそうだ。本人は、それほど問題があるようには思っていない。確かに、その会社の葬儀会館は、あちらこちらにも有るし、葬儀もたくさん行われている。要するに目に触れる場所にポピュラーに存在する。そういうものに反感の目を向けることは、普通は難しい。

 入会から暫くして、セレマの営業さんから靴の割引券をもらったということで、また仲間と一緒に行かれたそうだ。そうすれば、靴を買うためには、まず病院へ行ってくれということで、近所の病院へ行き足のレントゲンを撮って採寸して帰ったそうだ。診療費は保険もきくし二千円ほどで済むらしい。それで、靴は割引どころか無料だと聞かされたようだ。来週仮縫いに行くと話されているようだ。

 しかし、どう考えても、普通の靴を作るのに、足のレントゲンは不要だろう。保険がきくということは、支払った金額の3倍強の診察費ということになるな。靴はタダだと聞かされているようだが、採寸した靴は、オーダーメードだから、仮縫いを済ませれば、他へ回せない。普通の靴はタダだけどこれは有料だと言われても買い取るしかない。多分、用意周到に事を運んでいるだろうから、契約書のどこかに、何らかの文言が入っていると思う。

 近年、派手な葬儀が無くなり、一軒当たりの単価が下落している現状では、そこからの収益は、昔のように望めない。それでも、勧誘員への報酬は支払う必要がある。葬儀で儲かった時代には、そんな報酬は微々たるものに思えただろうが、今じゃそうとも言えない。手を変え品を変え、儲け口をマルチに増やしておかなければ会社の存続が危ない。だんだん危険な方向へ進んでいるように思える。パンドラの箱が開かれるのも、そう遠くではないような気がする。

後日、「靴の割引券」の件と互助会とは無関係と判明。

結局、互助会営業が入会した人間に違う商品やら保険を個人的に勧誘しているようだ。まさに個人マルチ商法とも言うべきか。

朝・夕涼しくなりました

「暑さ寒さも彼岸まで」本当にそうですね。9/26にお彼岸が終わった途端、一雨ごとに涼しくなって来ました。気温としては平年並みと思われますが、あまりにも暑かった夏との気温差が激しすぎ寒いと感じる日もあります。
こんな時期に体調を崩しやすいので気をつけなければなりません。
身体を冷やす事が体調を崩す原因になるそうなので気をつけましよう。

我が家の「寺犬」は、脂肪が少ない影響か? どんどん朝の目覚めが悪くなっています。もうちよっと体重を増やさなきゃ。

秋のお彼岸

平成22年度秋季彼岸は9月20日〜26日までの一週間を「仏道修行」を実践する仏教週間であります。
当山では「9月26日午前10時より 秋季彼岸会法要」を、本堂にて厳修致します。

お彼岸の意味は「迷いの世界(此岸・しがん)から悟りの世界(彼岸・ひがん)へ到る」という事です。

それでは、迷いの世界とは?? お釈迦様は「人生は苦である」と言っています。苦とは単に「つらい」「苦しい」という事ではなく、思い通りにならない現実と、思い通りにしたいという自分の欲求に板ばさみになる苦しみです。

そこでお釈迦様は「現実を冷静に見つめることで、自分の思い通りにしたいという執着がなくなれば、やすらかな気持ちになれる」という真理に至られました。

仏教の教えは「死者のため」ではなく「生きているもの」への教えです。お釈迦様が説かれた真理の実践が六波羅蜜の修行であります。

六波羅蜜とは。
1 布施(人に施すこと)
2 持戒(戒をたもって生きること)
3忍辱(耐え忍ぶこと)
4精進(努力すること)
5禅定(心を落ち着けること)
6智慧(以上の実践により物事の道理を知ること)

お彼岸の間、お墓参りをするだけではなく日々の生活の中で六波羅蜜の修行をあてはめていただきたいと思います。

社会教化事業講習会

9月9日〜10日東京大田区池上にある日蓮宗宗務院で開催された社会教化事業講習会に参加しました。

日蓮宗を代表する6人の僧侶が、各々が実践されている社会教化事業の紹介並びに実践例を講習。日蓮宗僧侶の社会教化活動の意義に始まり、青少年教化活動、ビハーラ活動、国際協力活動、災害・危機管理実践活動と活動内容多岐に渡り、各々り僧侶の皆様の社会教化に対する考え方がとても勉強になった。

私は、一般の方と接する事が多く。私が僧侶と分かれば、ご自分の身の回りにいらっしゃる僧侶の話しを良く耳にする。その内容のほとんどが、お布施にかかわる事と僧侶の法要儀式のあり方等だ。それも良い話しはほとんど聞いた事は無く、悪い話しばかりだという所に世間の我々に対するそれが評価だと感じる。

「無関心ではいけない」「まず、自分の出来る事から実践してみる」我々僧侶に出来る社会教化活動は沢山ある。私は、「寺で葬儀を出そう・葬儀代金の適正化」を、もっか推進している。今回の講習で私が考え、実践している事も社会教化の一部になる事が分かり、これからも身の丈に応じた活動を実践して行くつもりだ。

画像は、(株)オフィスロータス経営「ロータス・カフェ」この移動カフェの経営は、日蓮宗僧侶のMさん。今回の講習会の講師もされていた。いろんなアプローチで社会教化活動が出来る新しい見本かもしれない。このカフェ、新宿にある日蓮宗寺院門前にて常設されていおり、東京23区なら、何処でも出張可能。特に寺院の行事の際に出向き、美味しい飲み物を寺側から壇信徒に振る舞う。飲み物料金は全て寺側が負担。

カタチ(その1)

「これで良かったのか?・・・」法要後、そう語った亡夫の奥様。故人の意志で献体をされた事で葬儀も行わず、お骨も無いという事でした。お盆を前に、多くの事を考えられたのでしよう。娘さんがインターネットで、当山を検索され供養の依頼がありました。当日はお孫さんを含む4人が参列され、法要を厳修致しました。

法要終了後、法華経読誦、お題目の声が故人に届いたのでしよう。奥様、娘さんは涙されていました。最後に「細く長く節目、節目で供養をしてあげて下さい。」とお話させて頂きました。

「寺犬」修行中

「寺犬」サラ(イタリアングレイハウンド♀9か月)、この暑い最中も訓練続行。さすがに屋外での訓練は気温が高すぎて無理と判断。屋内での訓練に変更。訓練状況ですが、7月あたりから随分、わかって来たような感じです。今迄は、トレーナーさんを避けていたのが、しっかりトレーナーさんの顔を確認しながら行動するようになって来ました。それと同時に自我による抵抗も少なくなって来ました。

万燈会

8月15日18時半より、盂蘭盆万燈会法要を厳修致しました。

今年は、8月16日が月曜日となる為、恒例「盂蘭盆会法要」に参加出来ない方の為に15日夜「万燈会法要」を厳修致しました。

一般的に15日夜に精霊を送る風習に習い、境内に灯りを灯し読経・唱題で精霊を送りました。

特別講演「癌にならないこころがけ」

8月16日当山盂蘭盆会法要後、国立京都医療センター消化器内科医師 水本吉則先生をお迎えし「癌にならないこころがけ」特別講演を開きました。

昨今、日本人の死亡率原因の圧倒的多数をしめる癌。しかし、私達は巷で耳にする、あやふやな癌の知識しか持ち合わせていないのでは?

そんな疑問から、今回専門の医師をお迎えし、様々な角度から癌というものの基本を勉強させて頂きました。