BONZEブログ

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マナーがあれば

愚痴です・・・
昨日乗車していたJR車内の様子を見ていて、以前東京在住の友人から、「関西の人はどうして座席定員分座らないのですか?」と、質問された事があります。まさにその通りでマナーを守る気が無い人間が多すぎる。隣の中年男性も1.5人分の座席を我が物顔で占拠し、おまけに足まで組んでいる始末。これが関西の定番? 座席定員分を座るようにマナーは守ろうよ。そうすれば、本当に座らないとならない人が、座れるようになる事が出来ますね。

合掌する事

但行礼拝。常不軽菩薩が、私は貴方を軽んじません。何故なら、貴方は仏になるからです。我々は、久遠の本仏釈迦牟尼如来から仏種を授けられています。故に常不軽菩薩は、会う人々全てに合掌されました。それは、仏の姿であり但行礼拝という成仏に至る修行の事であります。

人を敬う心を形に現した但行礼拝。
恥ずかしい事ですが、私は、教学を勉強するまで但行礼拝をしませんでした。本当に無知とはこういう事です。人を敬う心を持っていなかったのです。その後、それに気づき猛省し、檀家さんに但行礼拝の意味をお話し、当山にいらした時だけでも、皆さん同士で但行礼拝をする事を勧めました。そうしますと、皆さん但行礼拝をすすんで行われるようになりました。

かたや我々、僧侶間に於いて一部の方のみが但行礼拝を実践されていますが、まだまだ浸透しているとは思えません。人を敬う心が、世界平和に繋がる。その担い手である我々僧侶が、人を敬う心を失いつつあるのではないか?

私自身も猛省の日々です。

寒行

一年で最も気温が下がる大寒の時期、太鼓を打ち鳴らし、お題目をお唱えしながら歩く寒行に参加しました。この寒行の主催は、当地の日蓮宗青年会有志。その中に青年会OBとして参加しました。17時水瀬瀬妙本寺様を出発し、地域を練り歩き、19時に再び妙本寺様に戻りました。太鼓を打ち鳴らしお題目をお唱えする事で、自分自身の罪障消滅を願い、街に響くお題目は、それを聞いた人々、全てのものを仏へと導く手立てでもあります。
1月20日、23日の寒行が終わり、次回は30日高槻市駅周辺を歩く予定です。

妙本寺から出発
妙本寺から出発
OB清水上人と共に
OB清水上人と共に

月例唱題行・教学勉強会

5日19時~21時迄、当山にて青年会会員僧侶と共に月例唱題行・教学勉強会を研鑽しました。
日蓮大聖人は、行学の二道をはげみ候べし。行学たえなば仏法はあるべからず(諸法実相鈔)と仰られている。ともすれば、日々の行いに追われ、行学の二道を怠っている身をほんの少しでも大聖人の御心を理解できるようになりたい。お経をお唱えする事は助行であり、お題目(南無妙法蓮華経)をお唱えする事が正行であり、法華経を信仰する姿であります。

唱題行
唱題行
NEC_0812

妙福寺様へお手伝いに行って参りました。

年が明けてもう三日も経ってしまいました。昨日は、大混雑の京都市内へ、当家墓所がある本山本満寺様へお参りして来ました。京都では正月にお墓参りをする方も多く、沢山のお参りの方がいらっしゃいました。

本日三日は、毎年お手伝いをさせていただいている大阪市南森町妙福寺様へ。毎年恒例妙福寺交通安全祈願の修法導師を務めさせて頂きました。車用のお札にご祈祷をし、今年一年、祈願主の交通安全を祈願致しました。

妙福寺様御寶前にて修法
妙福寺様御寶前にて修法

増加

今日午前9時15分から葬儀式を厳修した。
式前の打合せを司会者としたやりとりの中で、最近、大手葬儀社の葬儀件数が減少しているのではないか?という話しになった。時間に余裕がある時、たまにこうして、現場で従事されている方と話しをする。会話から、いわば最も新しい情報を得る事が出来る。冒頭の件は、私も感じていた事で、実際、司会業は派遣が殆どだ。その仕事が減って来ているという事だった。転職も考えないといけなくなっていると聞き驚いた。しかし、話しによると何処の火葬場もほぼ毎日いっぱいだという事だ。葬儀が減っているが、火葬は通常通りあることは、いよいよ、葬儀の流れが直葬にシフトして来た事が考えられる。
この直葬だが、人によって受け止め方は違うものの総じて後悔の念が残るとも聞いている。葬儀に従事する人達から、直葬はやめて欲しい。という話しを良く聞く。彼等もまた直葬が異常な行為だと感じている事にほかならないのかもしれない。

太古の昔より、弔うという事は人間として生きた証しだとされて来たと思う。やがて物質文明になり、お金とモノが手に入れば幸せだということを植え付けられて来たのではないか?それよりも精神的充実感を得られなければ幸せと思えない。

葬儀もまた商売として成り立つものではないと思う。ある面、直葬の増加は、今だに葬儀を商売として考えている葬儀社への抵抗なのかもしれない。

いのち

先日、妻の知人が飼っていた犬が亡くなった。一年前に癌が発見され、その後それなりに元気にしていたそうだが、癌が再発してしまった。娘さんのショックが大きく悲しみの毎日だったそうだ。見るにみかれてかどうかはわからないが、ペットショップに飼っていた犬と良く似た子犬が居て購入したそうだ。先代犬が亡くなって二週間経過していなかったと記憶している。
時間の流れは個人によって感じ方は違う。娘さんにとっては、途方もなく長い時間だったのかもしれない。愛犬の死を看取り、死というものを感じ知る事が大事ではないか?せめて1ヶ月くらいは亡き愛犬の事を考える時間があれば、愛犬の死を受け入れる事も出来たのかもしれない。いのちが終わったら、また直ぐ新しいいのちを手に入れれば良い。という考えにだけはならないで欲しい。

岡山へ

連休最終日。今年はじめ、叔父より祖母(母方)の17回忌法要を依頼されました。母の実家の宗旨は真言宗ですが、法華経お題目で祖母17回忌をお勤めしました。。大阪ではみない光景。岡山では仏壇とは別飾りで祭壇を組んでいました(全てのお宅で別飾りにする事はないようです)

祭壇
祭壇

NEC_0722

横浜へ

先代師父上人の信者さんからご法事の依頼があり、今朝7時台京都発のぞみで新横浜へ。
連休初日ということもあり、のぞみの座席は全席満席。ご自宅のある、あざみ野まで約2時間強で到着。11時よりご法事を勤め、お食事を頂戴し17時半に帰宅しました。
新幹線があるおかげで、横浜まで日帰りで法事を勤められました。明後日は、岡山の親戚宅で法事を勤めます。

京都駅にて
京都駅にて

大荒行堂開堂

11月1日遠寿院大荒行堂が開堂した。今年の入行僧13名。翌年2月10日までの100日間水行、読経に明け暮れる。全員無事に行を全うして頂きたい。