BONZEブログ

2015年の記事一覧

サービス業!?

昨夜観ていた報道番組の中で、大卒の人達が葬儀業界に就職しはじめている。という内容だった。その中で、就職した人達は一応に葬儀を究極のサービス業だとコメントしていた。それを聴いていて思ったのだが、葬儀は、亡くなった方の生前の遺徳を讃え、弔う事ではないか?また、葬儀を執り行う事で、のこされた親族、故人に関係した全ての人達が、故人を霊山浄土へ送る事で、その死を受け入れるのではないか。そこには、結婚披露宴を真似たかのようなサービスやセレモニーの必要は無いと思いますがいかがですか?彼等は、それをサービスする事が自分達の役割だと思っているのかもしれませんね。また雇い主葬儀社社長のコメントの中で、おもてなしを第一に考えて葬儀を行っているという内容だった。死は突然であり、予測は出来ない事である。だから、身内、会葬者等に対して粗相があったにしても、取り込み中のうえ許して貰い、許すものであると思います。果たして、葬儀はおもてなしを必要する儀式なのでしょうか?葬儀社はサービス業なのでしようかね?

眼鏡を新調しました

3月に白内障の手術をし、術後視力が安定するまで3か月を擁しました。6月に入りようやく視力が安定した事で何時もお世話になっております、タテヤマ眼鏡店さんでメガネを新調しました。

壽晃院日徳上人 身延山教師廟納骨

6月3日身延山教師廟へ、壽晃院日徳上人の遺骨を分骨しました。明日のご命日、当山に於て一周忌法要を厳修します。私としてはこれで少し安心しました。生前、叔母の日徳上人は独りで暮らしており、全てを独りで決断し実行しなければなりませんでした。遷化後、後の事に関して道筋を建てていてくれていたおかげで、スムーズに物事が進みました。独りで人生を全うする為には、どうすれば良いのか?日徳上人から学ぶ事が出来ました。

決して、死んだら終わりではありません。
子供に迷惑をかけたくないと思うなら、自分が亡くなった後の事まで子供に伝えておいてあげて下さいね。

日蓮大聖人御廟所
日蓮大聖人御廟所
日徳上人納骨法要
日徳上人納骨法要

春季彼岸会

明日3月22日午前10時より 当山春季彼岸会法要を厳修致します。

「暑さ寒さも彼岸まで」ここ一週間寒暖差が激しい毎日です。体調を崩しやすい時期でもありますのでご注意ください。

さて、核家族化がもたらした仏事の変化は益々大きくなっている出来事があった。
先日、当山に墓地に墓がある他寺院檀家から百か日法要並び納骨依頼がありました。法要日程、墓石への追加彫刻等の打ち合わせを行い、最後に間違いがあってはいけないので墓石彫刻に必要な項目をfaxにて送ってもらいました。その送り状の最後の文面に「○月○日の法用よろしくお願いします」とあり、文面を読みながら法用・・・ですか? と、ひとり呟いてしまった。
施主と会った事はないが、電話の声では年の頃70歳代。電話で話していても仏事に関して知識は無さそうではあったが、「法要を法用」と書いて来た人ははじめてだ。今まで、一周忌を一回忌だとか、三回忌を二周忌だとか言った人は多い。これは全て若い方では無く70歳代の方達である。昔は、「若い者は何も知らないから」「若いから非常識」という時代だったが、今の若い方達は、知らない事はインターネットで調べるので間違った事は言わない。逆にネットが出来ない世代は思い込みも多く、他人に尋ねる事をしないので間違いが多い。現在、この世代の人口が多く、この年代の方達が、仏事をしない、葬儀をしない事が多いのも頷ける出来事だった。

授戒式の準備

来る3月31日当山にて授戒式を執り行うにあたり、諸々の準備を進行中です。この授戒式は、先代住職から逆修(日蓮宗では、戒名を法号といいます)すなわち、法号を授与された檀家の皆様に、その法号を授戒して頂く為の式です。逆修法号を受けるという事は、死んで行く際の名前を貰うという訳ではなく、今以上に法華経に帰依し、受持、読誦し、法華経を広め功徳を積む決意を現す事です。

寺葬儀式

広宣寺葬祭部設立を発表した途端、同門の皆さんから反響があり、話を聴きたいというお上人方が連日当山を訪問されています。もしかしたら、これからの葬祭のあり方になる予感です。
一歩進んだ広宣寺にご期待下さい!

広宣寺葬祭部設立

この度、檀信徒の皆様に菩提寺での「寺葬儀式」(小規模葬儀式)を勧めて行くにあたり当山に広宣寺葬祭部を設立しました。
これは、十数年前から考えていた事で、「寺葬儀」に於いて僧侶が葬儀式を司る事が出来なければならないという事です。ですが、最終的に「寺葬儀」をするにあたって超えられないハードルでもありました。具体的にあげれば、寝台車手配、ご遺体の搬送、安置、(枕経)、納棺、葬儀日程調整、(役僧依頼)、火葬場予約、霊柩車手配、本堂内祭壇設置指示、送迎バス手配、通夜、葬儀時食事手配、(通夜式導師、葬儀式導師)、収骨立会い等を全て行わねばなりません。しかし、現実はカッコにて囲んだ事が僧侶のなすべき事となっていると思います。私は、カッコで囲んだ以外の上記の内容を、知人から2年前に紹介された博益社峯石社長の指導のもと、これまでに行った檀家の寺葬儀時に実習して来ました。今では、人手と車両が必要な部分は博益社さんにサポート頂き、ほぼ全ての事が出来るようになり、これを機に博益社さんが広宣寺葬祭部実働部隊となり、前面に私が出て指揮が取れるようになりました。これにより、喪主、遺族と相対する時間が今までに以上多く取れ、また会話の内容も濃密となります。その場で喪主からの相談を受ける事も出来、寺と喪主、遺族の関係性が深まる事は経験上間違いありません。
菩提寺の住職が葬儀式の全てを司どる「寺葬儀式」。この「寺葬儀式」の考えに賛同される同士が、いらっしゃるようであれば共に各自坊檀信徒に勧めて行こうではありませんか。

遺骨はどこへ?

2/15の予定はタイトでした。
am9.00安産祈願、am10.00一周忌法要、am11.00満中陰法要。施主さん達と食事、pm6.00葬儀会館にて通夜式。
葬儀会館に入る前、高槻市斎場に寄り8寸骨壺を買い求めました。これは、昨今の葬儀社は、何故かわかりませんが5寸骨壺を用意しています。このサイズだと全骨を収骨する事が出来ません。残した遺骨の行先は何処なのでしようか?考えた事はありませんか?

友人である住職のはなしでは「かつて尼崎市の弥生が丘斎場(額田の火葬場)の職員に訊いたことがあります。収骨しない遺骨はどこに持っていくのかと。
能登半島の方に持って行って埋葬するとか言っていました。真偽は不明です。
第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部主任研究員の小谷みどりさんの講演を聴いていたら産廃扱いだと聞いたよう記憶しています。」という事でした。
私は、檀信徒の収骨には必ず立ち会い全骨を収骨しています。

8寸骨壺
8寸骨壺

節分星祭り祈願祭厳修

2/1(日) 当山節分星祭り祈願祭を厳修致しました。
当日極寒の中、沢山の檀家信徒の皆様に御祈祷を受けて頂きました。節分は、旧暦でいうところの新年。なので、この時期に多くの神社仏閣で、一年の無病息災、年中安泰を祈願する節分の行事が行われています。

西宮妙寳寺様にて

西宮妙寳寺様にて


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節分星祭り祈願祭

明日2/1当山節分星祭り祈願祭を厳修致します。
昨今は、節分といえば恵方巻きが、全国的にメジャーになって来ました。吉方を向いて巻き寿司を丸かぶりする事で開運を得るという事ですね。当山では、生年月日から自分自身を守護して頂ける星を割り出し、節分の時期に守護して頂ける星をお祭りし、一年の無事を祈願を致します。その証として、毎年、個々に星御守りをお授けしております。
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