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大阪府三島管区研修会

平成22年2月22日高槻市交流センター会議室にて開催された「大阪府三島管区研修会」に参加した。当日は、管内僧侶並び寺庭婦人も数多く参加された。
今回のテーマは「自死遺族に対するグリーフケアについて」であった。講師は鷹見先生。自身も遺族の立場から広くグリーフケアについて講演を行い、自死遺族の気持を世間に伝えられている。

2時間半の講演は、あっという間だった。講師先生のお話しはとても理解しやすく且つ資料も分かりやすくまとめられていた。特に、講師先生も驚かれた宗務事務長S上人と布教師会長ST上人のお二人が製作された法話DVDが、とても理解しやすく勉強になった。この法話DVDは、講師先生が自身の体験並びに自死遺族の方達から聞いた僧侶の心ない法話を元に作られたものだ。講演の性質上「悪い法話」と「良い法話」と区別されていた。しかし、同じ立場でない身が聞くと「悪い法話」であっても、どこに使わない方が良いとされる表現が含まれているかわからない。でも、講師の講演を聞いた後だと、遺族に対して使わない方が良い表現が理解できるようになった。

講演後、ふりかえって考えてみた。自死遺族に限らず我々僧侶は全ての遺族に対し、今回学んだ事を活かせねばならない。と思った。
葬儀という一種独特な環境のもと物事をすすめて行く立場として心しておかねばならない。

明志上人 帰山報告式

2月20日(日曜日)西宮 妙宝寺様にて師父の兄弟弟子である幸宏上人長男明志上人の遠壽院大荒行堂帰山報告式に参列してきた。
当日は、春を思わせる暖かい日和ではあったが、一百日間の苦修錬行を積まれた明志上人を始め三人の行僧が水行で六根を清め、大衆(たいしゅう)に加持をする姿は本当に清浄であった。


これからの明志上人の活躍を期待したい。

スマートフォンなるものを導入しました

最近、興味の対象になっていたスマートフォン。
昨日、別件でドコモショップに行ったのが運のつき。キャンペーン中だった事で、契約期間の制限が、あるものの初期投資無しでスマートフォンを手に入れる事が出来ました。

それまで、PCを持ち歩いていましたが、これでかさ張り重い重量物から解放されます。

これから、ブログ更新が増えるか? どうか(-_-;)
ちなみに機種は、渡辺 謙さんが宣伝されているGALAXY Tabです。

四十九日と人間のバイオリズム(その四)

人が、「さぁ! やるぞ!」と物事を始めて四、五十日で「消耗現象」が起こる実例を前回のブログから紹介して来ました。

さて、そもそも四十九日とは何ぞや? ?である。

これは、近親者(親子、夫婦、子供)の死を経験した方は、理解できると思います。心の動き、心の安定が四十九日までと四十九日後では随分違いがあります。簡単に説明すると、近親者が亡くなった直後は、誰しも心が不安定になり軽いパニック症候群に陥る感じがします。その状況で通夜、葬儀を終え普段の生活に戻るわけですが、近親者は、ここで少しパニック症候群から脱して空虚感を感じる事もあります。以前は、これから二七日、三七日・・・と、四十九日まで七日ごとに僧侶を招き親族が集まって法要をしていました。

最近は、この七日ごとの法要は忘れ去られつつあります。しかし、近親者にとっては、心の安定を取り戻したわけではなく、四十九日が終わるまではなんとなく落ち着かない状態が続いています。心の不安定さを忘れる為に、葬儀等でお世話になった方への挨拶回りや香典返しの作業があるのかもしれません。ですが、最近は香典を受け取らない事が多々あります。まして家族葬と呼ばれる親族だけの葬儀も増え。葬儀後の忙しさも無くなりつつあります。

こうして本来あるべきものだった「喪の作業」も葬儀と同じく簡素化されて行く事により、人はカタチとしての「弔う」事をしなくりつつあります。よく世間では「気持ちがあれば」と云うのですが、カタチが無ければ気持ちも入らないと思うのは私だけでしようか?

「喪の作業」をしなくとも、四、五十日目で「消耗現象」は、訪れるでしよう。しかし、「喪の作業」を行っていたなら四十九日法要を勤める事で故人の成仏を願い、その先の世界に心静かに故人を見送る事が出来ます。かたや、「喪の作業」を行っていない場合、四十九日目に「消耗現象」が起こり、精神的安堵感につつまれる機会を逃し、ただただ疲れがだけが残る事になるのかもしれません。

人が本来備わっている「逆境に打ち勝つ、リセットする」バイオリズムと、葬儀や四十九日法要の関係性があるともいえますね。

四十九日と人間のバイオリズム(その3)

精神科医の先生も震災を経験した一人だった。阪神淡路大震災では、不眠不休で頑張っていた人達が、ほんとうに四十八、九日で欲も得もなしにぶっ倒れてこんこんと眠った。私もだった。そして、その一週間前ぐらいから、自己激励も限度に近づいている事を私は自覚していた。ただ、四、五十日目までにやるべきことはやってしまわねばならない事を頭に置いていたのは良かったと思う。

満中陰法要

本日11時より、師父上人満中陰法要を導師円通寺様、式衆安穏寺様、壽光寺鈴木上人の元、滞り無く厳修致しました。

親族をはじめ、多くの檀信徒の皆様の参列を頂き、誠にありがとうございました。師父上人も喜んでくれた事と思います。

さて、話は昨日の続きです。「人の集中力は50日が限界」

精神科医の先生が書かれた文章の中で、第一次世界大戦で発見された事である。この戦争は塹壕戦であって、数百メートルへだてて打ち合う事が多かった。その中でベテラン下士官。すなわち「戦争のプロ」が、普段の訓練はどこえやら、えいどうにでもなれと武器を捨て、わざと身を敵にさらす。という事件が起こった。

これは「戦闘消耗」と名付けられたそうだ。それは、前線に着いてから四、五十日目であった。

怒っちゃいかん! のに怒ってしまった・・・

お寺から市営斎場までタクシーを予約した。出棺時間に間に合うように14時半出棺の15分前到着でお願いし予約は済んだと思ったのだったが、その直後、タクシー会社より電話があり「14時15分では間に合わないのでは?」という事だった。「到着が14時15分前後になるので間に合わないかもしれない」と引き続き訴えてくる。「ならば14時10分でもいいですよ」と答えたのだが、それでも尚、執拗に「到着後、直ぐにご乗車して頂けない場合はタクシーは戻ります」???? 「いやいや、出棺が14時半なんだから帰って貰っては困ります」から、話はどんどんとおかしな方向に進み出したので、間髪入れずに喝を入れ、責任者に電話を交替させたところ、通常通りの会話で14時15分に到着し待っていてくれるとの返事だった。メーターを倒して待つ訳なので何故帰る必要があるのか? 最初のオペーレーターの考えがわからない。

電話を切った後、冷静に考えてみた。
きっと、オペレーターは「寺から出棺する」という意味が理解出来ていなかったのだと思った。行き先を尋ねられ「市営斎場」と答えたところからオペーレーターの頭の中がコンガラガッタのだろう。14時30分に市営斎場から出棺。ならば寺に出棺15分前に到着しては目的地まで15分で到着する事は難しいと考えたに
違いない。そう考えれば執拗に「間に合わない」を連発しないだろう。

いやいやオペレーターさん、私が言いたいのは、寺を14時半に出発し、15時に市営斎場に霊柩車が到着すれば問題ない事なんです。それを、担当したオペーレーターが知らなかったのだろう。そう考えると、こんな所でも葬儀の形態に変化が出て来たという事だ。以前なら、自宅からご遺体を出棺する事が普通の光景であった。それに伴い遺族を市営斎場に送迎するタクシーの車列も当たり前だった。それが、最近は葬儀会館から出棺する事が多くなりマイクロバスやマイカーを使用するようになった事でタクシーの利用率が下がったのが原因かもしれない。そして、今回のような行き違いが生じたのであろう。

ここにも葬儀形態に変化が出ているのだと考えさせられた。

冬支度?

昨日は、気温が下がりましたね。街を歩く女性の皆さんも秋・冬ファッションを身につけた方がほとんどでした。

今年9月の最高気温と最低気温の気温差。実に10度だったそうです。いやいや、一ヶ月にこれだけ気温差があると体調も崩しがちになります。

さて、「寺犬」沙羅(イタリアングレイハウンド♀1歳)も、子犬の頃から下痢に悩まされ続け、原因とされる腸内細菌は駆除したものの、その影響で体重が増えず筋肉、脂肪が極端に少ない痩せ型体型です。少し気温が下がると身体が冷えるようで直ぐにお腹を下します。先日、冬に向け沙羅用犬服を新調、タイミング良く届いたばかり。昨日の気温は試着にはもってこいの一日でした。就寝時から服を着せ、午後のトレーニングをこなし就寝まで着せました。表地フリース、裏地も付いていて、沙羅も暖かいようで活動具合も良かったです。さっそく犬服を作ってくださったネットショップ「ippuku」さんに服のフィッティング具合の感想と服を着せた沙羅の写真を送りました。たまたま、その犬服が新製品に起用する商品だったようで、今回、私が撮影した写真が商品詳細ページに掲載されました。購入を考えられている皆さんのお役に立てばいいな。

互助会って?

先輩住職のブログより全文抜粋。

あれほど威勢がよかった武富士(私の中では、いまだにサラ金という名前がぴったりする)が会社更生法の申請を行った。栄枯盛衰は世の流れ、きっとアコム、プロミスなどにも波及するだろうな。

 私は、サラ金よりも葬儀等で互助会組織と接触することが多い。具体的に言えば、セレマやベルコ、日本セレモニーなどだ。このような組織は、パンドラの箱と言われている。いつだれがその箱を開けるかだ。きっと開けると、残された資産はほんの僅かだろう。どう見ても自転車操業の感じがする。

 子どもの同級生のお母さんが、何年か前に離婚されて、葬儀会社に勤められた。その時は、周りは大変やな、頑張るなとの見方が大勢だった。ところが、葬儀会館での仕事もあるのだが、互助会の勧誘員がメインの仕事だったようだ。それから数年が経ち、彼女がキャッシュでマンションを購入したという話が流れてきた。それからというもの、「へ?、葬儀屋って儲かるんや」が、一緒にPTAをやっていた人々が陰で話すようになった。家内も、偶然会った時に、入会を勧められたと言ってパンフレットをもらってきた。まーまー、仕事熱心なことで。

 それ以上に気なる話がある。どのような経緯かは知らないが、セレマが主催する食事会(もちろん無料)に参加して、話を聞いて、月々たった2,500円だからと言って入会した人がいてる。なんでも、友人と一緒に、その食事会に行き、皆さん入会されたし、断るのも気の毒だからと入ったそうだ。本人は、それほど問題があるようには思っていない。確かに、その会社の葬儀会館は、あちらこちらにも有るし、葬儀もたくさん行われている。要するに目に触れる場所にポピュラーに存在する。そういうものに反感の目を向けることは、普通は難しい。

 入会から暫くして、セレマの営業さんから靴の割引券をもらったということで、また仲間と一緒に行かれたそうだ。そうすれば、靴を買うためには、まず病院へ行ってくれということで、近所の病院へ行き足のレントゲンを撮って採寸して帰ったそうだ。診療費は保険もきくし二千円ほどで済むらしい。それで、靴は割引どころか無料だと聞かされたようだ。来週仮縫いに行くと話されているようだ。

 しかし、どう考えても、普通の靴を作るのに、足のレントゲンは不要だろう。保険がきくということは、支払った金額の3倍強の診察費ということになるな。靴はタダだと聞かされているようだが、採寸した靴は、オーダーメードだから、仮縫いを済ませれば、他へ回せない。普通の靴はタダだけどこれは有料だと言われても買い取るしかない。多分、用意周到に事を運んでいるだろうから、契約書のどこかに、何らかの文言が入っていると思う。

 近年、派手な葬儀が無くなり、一軒当たりの単価が下落している現状では、そこからの収益は、昔のように望めない。それでも、勧誘員への報酬は支払う必要がある。葬儀で儲かった時代には、そんな報酬は微々たるものに思えただろうが、今じゃそうとも言えない。手を変え品を変え、儲け口をマルチに増やしておかなければ会社の存続が危ない。だんだん危険な方向へ進んでいるように思える。パンドラの箱が開かれるのも、そう遠くではないような気がする。

後日、「靴の割引券」の件と互助会とは無関係と判明。

結局、互助会営業が入会した人間に違う商品やら保険を個人的に勧誘しているようだ。まさに個人マルチ商法とも言うべきか。

朝・夕涼しくなりました

「暑さ寒さも彼岸まで」本当にそうですね。9/26にお彼岸が終わった途端、一雨ごとに涼しくなって来ました。気温としては平年並みと思われますが、あまりにも暑かった夏との気温差が激しすぎ寒いと感じる日もあります。
こんな時期に体調を崩しやすいので気をつけなければなりません。
身体を冷やす事が体調を崩す原因になるそうなので気をつけましよう。

我が家の「寺犬」は、脂肪が少ない影響か? どんどん朝の目覚めが悪くなっています。もうちよっと体重を増やさなきゃ。