BONZEブログ

"お彼岸 仏教 日蓮宗 お寺 お墓参り お経 僧侶 "の記事一覧

地蔵盆

8/24 19:00 豊中市にて地蔵盆法楽加持を致しました。    3年前、友人が暮らす地域に祀られている妙力地蔵尊の法楽加持を任される事になりました。経緯は、それまで能勢からお上人を招いて毎年勤めてられていたのですが、5年前胃がんの手術をされて以来、体調が悪く突然お辞めになったそうです。
導師がいないと始まらないと、後任選びに地域の方が困り、世話役をしていた友人から依頼があり後任を引き受けた次第です。
毎年、80人近くの方がお参りに来られ、一人ひとりにお加持をして差し上げています。

IMG_0635IMG_0636

IMG_0637IMG_0638

バイクツーリング

4年前から、檀家さん達とツーリングを楽しんでいます。そもそものきっかけは、檀家総代さんの長男さんが定年を迎えられ帰阪された事からでした。長年バイクに乗られている方と知り、一緒にバイクツーリングに行くようになりました。その当時、私機会許で大型自動二輪免許は持っていなかったので檀家さん1000cc大型バイク、私250ccのバイク二台でツーリングに出かけていました。

しかし、檀家さんのリッターバイクに刺激された私は、一念発起し52歳で教習所に通い大型自動二輪免許取得し、今は檀家さんと同じリッターバイクに乗りツーリングを楽しんでいます。

その後、バイクに乗るようになってお参り先でたまにバイクの話題が出る事で他の檀家さんの中にもバイクに乗られている方がいらっしゃる事がわかり、その方達をお誘いして二か月に一度位の頻度でツーリングに出かけています。

バイクが縁となって、元檀家総代の長男さんに総代を引き受けて頂きました。他の住職の皆さんからも、こういうふうに檀家さん達と交流を持っている事を羨ましがられます。今はバイクツーリングを通じ少しずつ法華経の教えや菩提寺の事を知って頂く機会となりつつあります。

 

received_480899412104504

received_480899462104499

####SC_CAMIQ################################## ####INFORMATION################################## ID: 353471052681364 ROM: S9021 ####SETTINGS############################ SCENE: OFF WB: AUTO ZSL: ON ROI: OFF AFD: REGULAR LED: OFF ####APEX################################ Sv: 3.70 Tv: 8.52 Av: 2.53 Bv: 7.34 ####Exposure############################ ISO: 40 real gain: 1.230769 analog gain: 1.230769 digital gain: 1.000000 exp time: 2.721632ms = 1/367.43s line: 143 fps: 21.328125 exp index: 175 cur_luma_target: 46 LUMA: 45 lux_idx: 178.584869 bv_ideal: 7.363000 bv_real: 7.334000 bv_total: 7.334000 ####AWB################################# Rgain: 1.541 Ggain: 1.000 Bgain: 1.422 adj_gainR: 1.000000 adj_gainB: 1.020000 white_y_min_percent: 70 Color Temp: 4997 decision: 6=OUTDOOR_SUNLIGHT1 ######################################## ROLLOFF: D65 AUTO ROLLOFF(D65): 1.000 AUTO ROLLOFF(old_D65): 0.000 ####Calibration############################### ISO_100_GAIN: 3.024394 R_COEFF: 1.050123 B_COEFF: 1.021071 EvenGain: 128 OddGain: 128 ch1Gain: 131 ch2Gain: 134 focus_position: 749 step_shido_up: 336 step_500_up: 387 step_100_up: 509 step_shido: 289 step_100: 462 step_inf: 310 ####Chromatix############################### Version: 208 ####SC_CAMIQ_END##############################

平成27年度秋季彼岸会法要厳修

平成27年9月20日午前10時より、彼岸法要を厳修致しました。
今年は、シルバーウィークと名付けられた5連休初日にあたりましたが、予想以上に多くの檀信徒の皆様に参加して頂きました。
DSC_1669

墓終い?

最近、「墓終い」という言葉を耳にする。自分の代で先祖代々から受け継いだ墓をなくしてしまうという事だそうだ。
世情の変化から、墓を継承する事が不可能な場合が出て来た事は理解できる。最も大きな原因と考えられるのは「核家族化」だと思う。
核家族化になって、親子の同居が減り、老夫婦二人暮らし、独居老人の割合が増加している。私の住む地域でも「空き家」が増え、残された子供にとっては、自分が育った家でさえ「負の遺産」となってしまっている。
逝く方の親は、「子供に迷惑をかけたくない」という理由から、先祖代々の墓を処分する。そのニーズに、いち早く葬儀・石材・仏壇等の業者が答えはじめ「墓終い」という造語まで作り出し、商売として積極的に進めているのではないか。

継承者が居ても、墓を継承しない理由は何なのか?を考えてみたところ、おそらく「経済的理由」ではないかと思う。親はそれを知っているからこそ、「子供に迷惑をかけたくない」というのであろうと推測される。

立正大学の先輩上人が投稿された文章を抜粋させて頂いた。「過去たる死者は、私たちの未来でもあります。死者にとっての未来であるはずの現在の私たちは、同時に死者の過去でもあります。」「死者の志を継ぎ、絶やさぬ努力をするすることが生者勤めであり、その勤めを怠らぬかぎり、死者は生者と共に生き続ける。」

また「この土が浄土であるならば、この土に死者も生者もと共に生きている。死者も共に闘っていてくれる。」
「生者だけの世界と思うのは生者の放漫ではないか。死者と共に生きる世界だからこそ大事にしたい」
「死者生者を分かつことのない球体のような世界が立正安国のような気がします」

「墓終い」を考える前に「生者だけの世界と思うのは生者の放漫ではないか。死者と共に生きる世界だからこそ大事にしたい」
今一度考えて欲しい・・・

授戒式の準備

来る3月31日当山にて授戒式を執り行うにあたり、諸々の準備を進行中です。この授戒式は、先代住職から逆修(日蓮宗では、戒名を法号といいます)すなわち、法号を授与された檀家の皆様に、その法号を授戒して頂く為の式です。逆修法号を受けるという事は、死んで行く際の名前を貰うという訳ではなく、今以上に法華経に帰依し、受持、読誦し、法華経を広め功徳を積む決意を現す事です。

寺葬儀式

広宣寺葬祭部設立を発表した途端、同門の皆さんから反響があり、話を聴きたいというお上人方が連日当山を訪問されています。もしかしたら、これからの葬祭のあり方になる予感です。
一歩進んだ広宣寺にご期待下さい!

広宣寺葬祭部設立

この度、檀信徒の皆様に菩提寺での「寺葬儀式」(小規模葬儀式)を勧めて行くにあたり当山に広宣寺葬祭部を設立しました。
これは、十数年前から考えていた事で、「寺葬儀」に於いて僧侶が葬儀式を司る事が出来なければならないという事です。ですが、最終的に「寺葬儀」をするにあたって超えられないハードルでもありました。具体的にあげれば、寝台車手配、ご遺体の搬送、安置、(枕経)、納棺、葬儀日程調整、(役僧依頼)、火葬場予約、霊柩車手配、本堂内祭壇設置指示、送迎バス手配、通夜、葬儀時食事手配、(通夜式導師、葬儀式導師)、収骨立会い等を全て行わねばなりません。しかし、現実はカッコにて囲んだ事が僧侶のなすべき事となっていると思います。私は、カッコで囲んだ以外の上記の内容を、知人から2年前に紹介された博益社峯石社長の指導のもと、これまでに行った檀家の寺葬儀時に実習して来ました。今では、人手と車両が必要な部分は博益社さんにサポート頂き、ほぼ全ての事が出来るようになり、これを機に博益社さんが広宣寺葬祭部実働部隊となり、前面に私が出て指揮が取れるようになりました。これにより、喪主、遺族と相対する時間が今までに以上多く取れ、また会話の内容も濃密となります。その場で喪主からの相談を受ける事も出来、寺と喪主、遺族の関係性が深まる事は経験上間違いありません。
菩提寺の住職が葬儀式の全てを司どる「寺葬儀式」。この「寺葬儀式」の考えに賛同される同士が、いらっしゃるようであれば共に各自坊檀信徒に勧めて行こうではありませんか。

遺骨はどこへ?

2/15の予定はタイトでした。
am9.00安産祈願、am10.00一周忌法要、am11.00満中陰法要。施主さん達と食事、pm6.00葬儀会館にて通夜式。
葬儀会館に入る前、高槻市斎場に寄り8寸骨壺を買い求めました。これは、昨今の葬儀社は、何故かわかりませんが5寸骨壺を用意しています。このサイズだと全骨を収骨する事が出来ません。残した遺骨の行先は何処なのでしようか?考えた事はありませんか?

友人である住職のはなしでは「かつて尼崎市の弥生が丘斎場(額田の火葬場)の職員に訊いたことがあります。収骨しない遺骨はどこに持っていくのかと。
能登半島の方に持って行って埋葬するとか言っていました。真偽は不明です。
第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部主任研究員の小谷みどりさんの講演を聴いていたら産廃扱いだと聞いたよう記憶しています。」という事でした。
私は、檀信徒の収骨には必ず立ち会い全骨を収骨しています。

8寸骨壺
8寸骨壺

互助会会員契約を解約する

先日、身内が入会していた互助会会員契約を解約した。
数年前まで、この解約手続きは互助会側の解約をさせまいとする意図の元、解約手続きに関して煩雑さを極めていた。例えばこの手の知識の無い方が解約を申し出ても「解約は出来ない」「解約すれば掛金の半分しか返金しない」等の事を言われ、それでも食い下がると解約手続きが如何に煩雑であるかを説明され、各種書類を揃えるように言われる。ここまでくれば大抵の方は諦めるものだ。ここまで必要に食い下がる理由のひとつとして契約を解約されると勧誘員に対してペナルティ(罰金)が課されるようだ。しかし、最近、或る某大手互助会が解約に応じかなかった事から裁判を起こされ、結果的に敗訴した事で世間に互助会の在り方をしらしめた。その後、大手互助会は解約手数料を取るが解約に応じるようになった。しかし、この解約手数料も互助会によって金額が違うというのは合点がいかないところである。

身内から会員証と約款を取り寄せ、約款を確認後会社へ解約の連絡を入れた。やはり、対応に関しては前記した敗訴の影響か?丁寧に解約手続きに関して説明があった。ただ一点、解約に際し個人を証明する書類が必要との説明の中で、相手方から「個人を証明する書類として印鑑証明が必要」と言う。約款を確認していた私は「約款には、運転免許証・保険証・各種身分証明書・パスポートと記されていますが、それではダメなのですか?」と聞き返した。そうすると相手方はしどろもどろになり、あげく「約款に記載されている証明書で大丈夫です」と答えた。このやり取りが互助会の全てである。それは「嘘」を平気でつく体質がそこにある。だから、契約し満期になった金額で葬儀は出されるものの、喪主が思う葬儀の内容から程遠い内容であり追加金額が必要になって来る。ならば、勧誘時に「これに入れば葬儀が出来ます」と勧誘するのは嘘ではないか? 解約時にさえも解約させまいとして約款に記されていない書類の提出を求める嘘をつく。掛金を掛けていても利息がつく訳でもなし、一体、互助会に何のメリットがあるのか?   

是非、考えて頂ければと思います。

「広宣寺が提案する葬儀」
http://www.kousennji.jp/sougi.html

平成26年度秋季彼岸会法要厳修

当山彼岸法要前
当山彼岸法要前

 

資料を作製しました
資料を作製しました

法要終了後のお話用に資料を作製しました。

平成26年9月彼岸法要資料
此岸 →   彼岸
(娑婆世界) (悟りの世界)
娑婆(今、我々が生きている世界であると同時に、苦に満ちた世界)
現代は、それに加えて「末法」の時代。
(当たり前の怖さ)当たり前→感謝しない→傲慢(ごうまん) →怒り。
自分だけが正しく人は間違っている。自分さえ良ければいい。
四苦(生・老・病・死)
※ 彼岸に到達する為に、自分自身が六波羅蜜の修行を積む。
※ 六波羅蜜
1布施(物を差し上げること。させてもらうこと。)
2持戒(身をつつしみ、常に反省すること。)
3忍辱(平静にして耐えしのび、いからない、怨まない)
4精進(善い事をし、悪い事をしないようにいつも努力し続ける)
5禅定(感情をしずめ、心を安定させること)
6智慧(すべてのものを生かしている大いなる命を把握すること)
生まれ変わる度に六波羅蜜の修行を繰返し、もしかしたら仏になれるかもしれない? 煩悩と菩提は相反するもの。(爾前経)
※ 彼岸の中日は真西へ日没。
日没→人の死・死後を想像
真西→西方極楽浄土
※浄土とは(仏が存在し、そこで常に教えを説いている国土を浄土という)
法華経の考えから観た彼岸。
此岸 =  彼岸
(娑婆世界) (悟りの世界)
釋尊は娑婆世界に於いて、常に教えを説いている。即ち、この娑婆世界が浄土
である(寿量品で説明)娑婆即寂光。
※ 釈尊は我々に、親が子を想う心に気付いて欲しい。親(仏)の心を聴いて欲しいと思ってられる。
※ 受持=受け持つ。

受ける=釈尊の心を瞬間に受け取る。 持つ=持続(継続)すること。
※自分自身が法華経を受持し成仏する事で、先祖も成仏する事が出来る。