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"寺 仏教 日記 僧侶 日蓮宗"の記事一覧

雨の金曜日・・・

思い込みとは恐ろしいものだ。今朝、机の上に置いてあった護持会領収書をチラっと見た。それも名字の部分だけを。たまたま、同じ名字の檀家さんが二軒あり片一方の月参りは毎月7日、もう一方は20日だ。寺を出て徒歩へ檀家さん宅へ。玄関を開けて挨拶するも返事がない。日頃から早起きな奥さんなので少し外に出られているのかも? と思い仏間へ。

あれ? なんだかお参りの用意がされていないと思いつつ、まぁ、このままお経を上げさせて頂こうと灯明をつけ、線香に火をつけ終わり、合掌したところへ、玄関で「エーッ」と声がした。あれっ? と思い、仏間から顔を出すと奥さんが「お上人〜、今日お参りだったの?」それを言われても私はまだ気づかず「ウチのお参りは七日やよ〜」と指摘を受けて。ハッと気づいた始末・・・

いゃー まいりました。最近物忘れがひどい・・・私の失敗談でした。

仏前結婚式

今日は、西宮市 妙寳寺本堂にて、師父の兄弟弟子の娘さんの結婚式。
私は、式監を務めます。役割は、総合プロデューサー、進行役、司会です。

お寺=葬儀のイメージが強いのですが、どなたでも本堂で仏前結婚式を挙式する事が出来ます。

遠壽院大荒行堂祈祷会

毎年2月11日 茨城県筑西市 大谷寺さんの祈祷会の手伝いに伺っている。
今年は、ご住職の次男さんが、千葉県 遠壽院大荒行堂 第三行を成満された。
祈祷会の前に水行を行う。寒風吹きすさむ中、七人の行僧の水行する姿に参拝者は手をあわせた。

今年の健康運

平成24年度各本命星の健康運

一白 首から上の病気・特に眼の病気に注意してください。心臓病・循環器系・ストレス性の病気に注意。やけどにも注意して下さい。
   
二黒 大怪我をしたり手術を受けたりするような事態が起こる可能性がある年です。何事も早期発見・早期治療を心がけて下さい。そうしないと病気が慢性化する恐れがあり   ます。(最も年回りが悪い一年です)

三碧 胃腸の病気に注意してください。(暴飲暴食をしてしまう機会が増えます。注意してください。) 肩・腕の怪我に注意してください。

四緑 全体的に過労気味になりやすいので休息を心がけて下さい。

五黄 今年一年、健康に過ごせる年です。(ただし、油断は禁物です。規則正しい生活習慣が大事です。)

六白 今年の健康運はあまり良くありません。特に、過去に大病を患った方は再発の恐れがあります。注意が必要です。日々の健康管理をしっかり行ってください。

七赤 今年は、特に交通事故に注意してください。頭部・足・骨全般にかかわる骨折や病気にかかりやすい年でもあります。注意が必要です。

八白 今年、病気をされると病が長引く恐れが有ります。特に、呼吸器系の病気・自律神経失調症に注意。

九紫 骨折・捻挫・腰痛・リウマチ・間接を痛めやすい一年です。歩行、運動時等に注意して下さい。

退院します

28日 午前退院します。
術後、経過良好ですが、視力、視野が安定するのは3ヶ月後。それまでは、見え方等不自由な事が多いと思います。

生活面での規制も多いので、無理せず、ゆっくり養生していくつもりです。

ご心配頂き本当にありがとうございました。

網膜剥離を発症しました。

12/18 網膜剥離を発症。
12/20 網膜剥離手術。

手術は、無事成功しました。
入院中は、うつ伏せでの安静が必要でした。経過良好で、明日28日退院します。

しかし、退院後直ぐに完治する訳ではなく、眼球内炎症が収まるのに1ヶ月。更に視力が安定するのに2ヶ月かかります。

割れた皿は、元に戻らないと同じ事で、手術前の視力、視野にどこまで回復出来るか?ですね。

完全には元に戻らない。ことを受け入れて、頑張ります。

法燈継承

11月21日 広宣寺第二十八世法燈継承式を厳修しました。
この式典は、次期住職就任を当山勧請のお祖師様並び諸天善神に法燈継承をご報告し、寺院及び檀信徒の皆様にお披露目する事です。

当日は、本堂内に僧俗合わせ80名の方々に参列頂き、法類代表梅本光祥僧正より、住職の証であるホッスを頂いた。
奉告文の中で、当山の縁起並び決意を表明し、無事、法燈継承式を終えた。

16時より、場所を、たかつき京都ホテルに移し清宴を開かせて頂いた。
管内宗務所長を始め各聖より、心温まるご祝辞を賜った。

当山住職として、広宣流布に努めて参ります。

ヒマラヤの風


数年前に当山に於いて開催されたコンサート「ヒマラヤの風」が、再び開催される事になりました。ネパールの笛と太鼓が奏でる音色は堂内をつつみ、全ての煩悩から解き放たれる感覚があります。

日 平成23年11月1日
時 開場13時30分 開演14時
場 広宣寺本堂

チケット 2500円

秋季彼岸会法要のお知らせ

平成23年度秋季彼岸会法要を下記のとおり厳修致します。

日 平成23年9月25日(日曜日)
時 午前10時より
場 広宣寺本堂

彼岸の一週間は、六波羅蜜を行ずる仏道修行の期間です。

六波羅蜜
1 布施(ものをさしあげること。させてもらうこと。心に安らぎをあたえること。)

2 持戒(身を慎み、つねに反省すること)

3 忍辱(平静にして耐えしのび、いからない。怨まない。悪心をいだかないこと。)

4 精進(良い事をし、悪い事をしないようにいつも努力し続けること)

5 禅定(感情をしずめ、心を安定させること)

6 智恵(すべてのものを生かしている大いなる命を把握すること。前の五波羅蜜を成就することによって得られるこころの作用)

広宣寺が提案する葬儀

キックバック?

キックバックは、日本独特の商慣行である割り戻し制度で、「売上割戻」「仕入割戻」「リベート」とも呼ばれ、メーカーや卸売業者などが商品の売上高や取引高など一定の条件をクリアした流通業者(卸売店や小売店など)に対して支払う報酬(割戻金、報奨金、奨励金)のことをいう。

このキックバックですが、我々、僧侶側と葬儀社側で未だ行われているという実態。
日本国内の寺院数(77,572か寺)は、実はコンビニ(43,372)より多いという事をご存知ですか? 寺といっても千差万別です。誰でも寺院名を言えば知っている由緒寺院から、過疎化地域にあり住職が無住の寺(15,000か寺)までを含んだ数です。

布施収入のみで維持出来る寺もあれば、兼業をして寺を維持している場合もあります。昨今は、寺を持たず又は持てず。都会のマンションに住みながら葬儀社に営業をして回る僧侶や、寺の住職であるが寺を維持して行く為に営業に回る者も存在します。

葬儀社又は葬儀社社員が、この営業に来た僧侶を葬儀で使う見返りとして、喪主から頂いた「お布施」の何割かを僧侶からキックバックさせるのです。キックバックされる金額は、お布施の2割〜3割は当たり前です。葬儀社担当にキックバックされたお金は、世の中に存在しないカネとしてその担当社員(パート)のフトコロに入る訳です。

更に驚くべき事に葬儀社が、会社として僧侶からお布施の5割をキックバックさせるところもあります。これは、あらかじめ葬儀社側が喪主に対し葬儀布施の金額を伝えます。喪主は、その布施は僧侶から打診された金額と理解し、そのお布施を用意します。お布施は葬儀当日、喪主から僧侶に手渡された直後、葬儀社が5割の金額を回収するのです。
その葬儀社は、看板、チラシ等で低額な家族葬をうたっています。

ですから、葬儀社は吟味に吟味を重ねないといけない事と思います。しかし、未だ人々の中には「生きている間ら葬式の準備をするなんて縁起が悪い」と敬遠する方が多数います。この日本人独特の考え方が、このような悪循環を招く事になっています。喪主から頂戴した「お布施」が、よもやこんなカタチで使われてしまっているとは想像出来たでしようか?自分の最期を決めるのは自分です。こんなカタチで自分の最期を終わらせて良いのでしようか?

もし葬儀を出すという事を自分自身で決めているのなら、このような事態に遭遇しないように生きている間に、自分が世話になろうと思える寺又は僧侶を探し出しておく事が必要ではないでしようか?